裏「あずみ」
上戸彩は、男の子っぽい方が似合うと思う。
今回は当たり役。
成宮クンとの共演は「高校教師」を思い出させる。
TBSも制作に絡んでるし、ソニンさえ入れば完璧だったんだが。
TBSといえば、金八先生の息子・幸作も出てた。
彼は「バトル・ロワイアル」にも出てて、すぐに死んでしまった。
今回も死ぬんだろうと思って観てたら、案の定。
劇中では語られないが、原作では「あずみ」には異人の血が混じっている。
上戸彩が茶髪なのはそのせいだろう。(ってことにしておいてあげよう)
とにかくカメラは動く、動く。
縦に360度回転するくらいだ。(「ファントム」とかいう新しい撮影機材だそうだ)
弱い人なら気持ち悪くなるかも。
クライマックスは「二百人斬り」という謳い文句だったので、意地になって数えてみた。
78人までは数えられたが、200人には遠く及ばなかった。
これは上戸彩が斬った人数だが、一振りで複数切り捨てていれば誤差が出るし、美女丸も相当数斬っている。
爆発での犠牲者もいるだろう。
「二百人斬り」じゃなくて、「二百人殺し」だったかな。
クライマックス後の締めがだるく、タイムスケジュール的にも矛盾しているような気がするけど、水準以上に楽しめるエンターテインメントでした。
