裏「エニグマ」
カットバックが多すぎるので、非常に見にくい。
過去の出来事を暖色系、現在の出来事を寒色系で描写してはいるが、入れ替わりが唐突過ぎて意識が集中しきれない。
そんな中で謎解きに付き合うのだから、疲れてしまう。
しかも全体にメリハリに欠ける演出なので眠くなる。
後から考えると恋人の行方が中心に描かれていて、暗号解読は味付けに過ぎない印象だ。
でもタイトルがタイトルだから、暗号解読にも期待してしまう。
これはタイトルが間違っているのだ。
あえて救いを探すなら、「タイタニック」以降、あまり姿を見ないケイト・ウィンスレットが出ていることだ。
