裏「アイ・スパイ」
ホントのスパイは誰だ?って楽しみができるはずなのだが、ちっとも盛り上がってこない。
軽く一本、暇つぶしにって扱いだ。
「見えない戦闘機」といっても、レーダーはともかく、肉眼ではやっぱり向こう側が歪んで見えてるので、「見えない」とは言い切れない。
ホントに見えなかったら、飛行機から降りたが最後、誰も乗れなくなるから困るんだけどね。
オーウェン・ウィルソンのヘタレ具合は合ってるけど、エディ・マーフィーがうるさすぎるうえに、二人が組むメリットがちっとも見えてこないので、あまりにも薄っぺらな作品になってしまっている。
唯一「面白い」と思えたのが、「X−MEN」でジーン・グレイをやってるファムケ・ヤンセンのセクシー・シーンか。
これすらもコミックタッチなので、イマイチといえばイマイチ。
「あ、ジーン・グレイのセクシー・シーンだ。ラッキー。」くらいの扱い。
所詮この程度の小作なのだな。
