| PC−286Vについて 
 2000年1月31日改訂2000年1月29日執筆
 
  PC−286Vについて少し語っちゃいます。 
 1987年3月にPC−286で98互換機ビジネスに打って出たエプソンでしたが、対抗機種PC−9801VX21の発表と値引き攻勢にあい苦戦を強いられていました。苦境に立つエプソンがNECに対して放ったカウンターパンチが、1988年9月に発表されたPC−286Vです。
 価格は前機種(PC−286STD)より5万9千円下がって29万8千円。性能的にはVX21とほぼ同等でありながら、VX21の定価43万3千円を大きく引き離す価格で、実買でもVXより3割ぐらい安く購入できました。
 必然的に当時の人気機種となり、以後エプソンの98互換機がユーザーに認知されることとなりました。
 
 エプソンの98互換機ビジネスにかける執念が凝縮したパソコン、それがPC−286Vなのです。 →次へ
 「エプソン286のAT互換機化改造記」の目次に戻る
 トップページに戻る
 |