PC−9821Xaのアップグレード
−HDD編−

2002年8月27日字句修正
2002年8月26日公開

PC−9821XaのHDD
 Xa純正HDDは、IDE接続された1GB容量のものです。筆者のXaにはIBMのDeskstar XP(DEPA-31080)が付いていました。Xa本体内蔵のIDEの転送速度は不明ですが、HDDの規格からするとPIO mode3の11.1MB/s程度でしょう。

HDDアップグレードリスト
greenは動作した、 orangeは動作に問題のある、 redは動作しない パーツを示しています。
型番寸評
HDVS-2G
(I-O DATA)
アイオーデータのSCSI2対応2GB外付けHDDです。
HDVS-U4.3G
(I-O DATA)
アイオーデータのUltra SCSI対応4.3GB外付けHDDです。ドライブはSAMSUNGのWN34324Uでした。
HDIS-U2R18G
(I-O DATA)
アイオーデータのUltra2SCSI対応18.2GB内蔵HDDです。ドライブはQUANTUMのATLAS_Vでした。
LHA-421
(Logitec)
ロジテックのPCI対応SCSI2(Fast SCSI)インターフェイスカードです。その実体はSymbios Logic社の815XSのようです。
オリジナルと同じSCSI2規格のカードですが、純正SCSIカードがロジテックのCD-RドライブLCW-426と相性が悪かったので、使っていました。
SC-UPCI2
(I-O DATA)
Ultra2SCSI対応のPCIインターフェイスカード。外付け用に1コネクタ、内蔵用に2コネクタをもち、全コネクタを同時に利用可能です。Ultra2SCSI利用時の転送速度は80MB/sとなり、ATA100には及ばないものの、ATA66よりは高速です。

ベンチマーク
 HDBENCH Ver.2.61による、各パーツの性能評価です。グラフは、オリジナル(IBM DEPA-31080/IDE接続)を100としたときの比で示してあります。

 ハードディスクの世代と転送速度の違いがもろに出た結果となりました。
 HDIS-U2R18GとSC-UPCI2の組み合わせは最高で、オリジナルの10倍近くものスピードとなっています。実際、Windows起動時のディスクアクセスなどで、その速さが体感できました。


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