● 同訓異字語(どうくんいじご)〜「つく」




付 く 【意 味】  離れにくくなること。跡が残ること。
         付着(ふちゃく)、添付(てんぷ)、付属(ふぞく)
【使い方】 どろ遊びをして服に汚れが付く
       A君は大変なことに気が付いた
       2年生の児童が九九を身に付けた
       心配事があって仕事が手に付かない
着 く 【意 味】 到着すること。ある場所を占めること。
         着地、着席
【使い方】 チャイムが鳴ったので席に着く
       午後6時の新幹線でおじさんが東京に着く
突 く 【意 味】 細い物で押すこと。
         突進(とっしん)
【使い方】 おじいさんがつえを突いて、道を歩いている。
       戦いの中で、武士が相手を剣で突いている。
       A君に痛いところを突かれて、腹がたった。
就 く 【意 味】 ある地位や職業に身を置くこと。
         就職(しゅうしょく)、就任(しゅうにん) 
【使い方】 A君が教職(きょうしょく 教師のこと)就いた。
       C君が重要な任務に就く
点 く 【意 味】 明かりがともること。
         点灯(てんとう)
【使い方】 懐中電灯(かいちゅうでんとう)点かない。
       灯台のランプに明かりが点く
憑 く 【意 味】 (霊などが)のりうつること。
【使い方】 悪霊が憑いた。


※ 意味は岩波国語辞典を参考にして、わかりやすくなおしています。


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