ピラミッドのトレーナー対策として一番重要なのはできるだけ戦わないことなのですが、 ここでは運悪くトレーナー戦になってしまったときの対処法を紹介します。 トレーナーの避け方については よくある地形パターンのところで書いています。
ピラミッドのトレーナーも、他の施設と同様に挑戦を重ねるほど強くなっていきます。(もちろん限界はありますが。) ただしジンダイ以外のトレーナーはポケモンを1匹しか持っていません。 したがってその1匹を先制の一撃で倒してしまえば、全くダメージを受けずに勝つことができます。 まあ結局は相手のポケモン次第なのですが、 少なくとも2回に1回ぐらいはこのパターンで勝てるようにしておかないとHPが厳しくなりそうです。
また、後攻になってしまったとしても1ターン目で倒せれば 被害は最小限で済みますが、HPが減っていたり状態異常になっていたりすると次の戦いが危険です。 そのため戦闘終了後はすぐにアイテムで回復しましょう。
先頭のポケモンで倒しにくい相手が出てきてしまった場合、当然ポケモンを交代させなければいけないわけですが、 多くの場合は耐久型のポケモンを出すことになります。 そのとき意外と便利なのが「ディフェンダー」で、 特にこちらのポケモンが「たべのこし」を持っている場合、 受けるダメージを回復量と同じ程度にできればかなり安全に戦えます。
特殊型の相手にはこの戦法は使えませんが、 「すごいキズぐすり」などを使えばなんとかなるでしょう。
使うポケモンをちゃんと選べば、よほど運が悪くない限りシングルバトルで負けることはありません。 ただしこちらのポケモン全員に先制でき、HPを最大値の半分以上削られるような相手が出てしまうとちょっと危険になります。
実際ライコウの「10まんボルト」が急所に当たってケッキングが倒れ、 「かみつく」でラティオスがひるみ続けるという運の悪い事態のせいでかなり危険になったことがありました。
そんなときに頼りになるのが「げんきのかたまり」で、 このときもケッキングをHP満タンで復活させてなんとか勝利しました。 じゃあ「げんきのかたまり」がなかったらどうするのかというと、 ひたすら「げんきのかけら」を使いつづければいいのです。 何十ターンもたてば敵はPP切れになってしまうので、最終的には勝てます。
どうぐをケチって負けたら意味がないので、 危ないときは持てる限りのどうぐを使って生き残りましょう。
自分の手持ちが2匹以上いれば不測の事態によってこちらのポケモンが倒されても、 上のように「げんきのかけら」で乗り切ることができます。 しかし1匹しかいないときにそれが起こると即負けです。 たとえ余裕があったとしても、手持ちが1匹になったら「げんきのかけら」を使った方が安全でしょう。
上に書いた対策は、基本的にシングルバトルで考えています。
まあダブルでも敵を一撃で倒すのが重要なことに変わりはないのですが、 相手から先制される場合、シングルと違って絶対に勝てるという保証はありません。 たとえば、相手が先制で「だいばくはつ」をしてきてこちらの2匹は倒れるが 相手の残り1匹は耐え、こちらの3匹目を攻撃して倒してしまうということも考えられます。 実際にはこんなことが起きる確率は低く、経験したこともありませんが、 少なくともシングルより危険度は高いので、できる限りダブルバトルは避けるべきでしょう。
ピラミッドキングのジンダイは3周目、10周目、15周目、20周目… と1回目以外は5周おきに頂上に出現します。 手持ちが決まっているため気が楽といえば楽ですが、 ちゃんとポケモンを3匹持っていて、 しかも全て伝説のポケモンなので油断はできません。
3周目の頂上ではレジロック、レジアイス、レジスチルを使用。 レジロックとはぼうぎょの高いポケモンで戦い、 レジアイスは強力な打撃技で一気に倒したいところです。 レジスチルは「てっぺき」を持っているのでできればほのお技を使いたいところですが、 なくても「プラスパワー」や「クリティカッター」を使えばなんとかなります。
10周目以降の頂上ではフリーザー、サンダー、ファイヤーを使ってきますが、 ケッキングの「はかいこうせん」なら全員一撃で倒せます。 ただし「プレッシャー」によりPPの減りが速いので注意しましょう。 ちなみにサンダーはケッキングの体力が満タンだと1ターン目に「みきり」を使ってきます。 (ケッキングはそのターンもともと動けません。) ファイヤーも1ターン目は「しんぴのまもり」と使うことがけっこうあるので、 運がよければノーダメージで勝てます。