「あまんちゅ!」 ラッピングバス
Wrapping bus of “Amanchu!”, one of Japanese cool animation
伊豆東海バス(当時)では、2016(H28)年8月21日より、人気アニメ「あまんちゅ!」のラッピングバスを伊東地域で運行しています。
「あまんちゅ!」とは、天野 こずえ原作の人気コミックで、月間コミックガーデン(マックガーデン)に、2009(H21)年~2021(R3)の長きに渡って連載されました。海育ちで活発な小日向
光(ぴかり)・東京から来た引っ込み思案な大木 双葉(てこ)、スキューバダイビングが繋ぐ、2人の少女の青春ドラマが描かれました。
2016(H28)年には、この手の青春路線に定評があり、同じ原作者の「ARIA」のアニメ化作品も手がけた佐藤 順一を総監督に迎え、J.C.Stuffが製作を手掛けたアニメシリーズが放映されました。この時、当時の伊豆東海バスが協賛、劇中でも何度か出てきました。エンディングのエンドロールにも社名があります。ラッピングバスもこの機に運行が始まりました。
2018(H30)年には、第2シリーズ「あどばんす」編も放映されています(佐山 聖子が共同監督)。
さらに2021(R3)年4月18日、2号車が運行を開始しました。作品のファン有志が費用を負担して実現したものです。
今回、この2台の、前後左右のデザインをご覧頂きます。画像若干大きめで大サービス?です(これ以上の拡大はしません。ご了承下さい)。
記載事項は全て、2024(R6)年10月8日現在。伊豆東海バスは2020(R2)年4月1日、他の東海自動車グループの運行部門4社と合併、(新)東海バスとなっています。
1. これから「見る・撮る・乗る」ために行かれる方々、
・ 車外では事故に注意を。市中心部は交通量が多く、ローカル区間では道幅が狭い所もあります。車内では、空席があったら着席し、降車時は、完全に停止するまでその場で待機を。
・ 他のファンの方々、ドライバーを初めとする関係者の方々、何より一般の乗客や沿線の住民の方々とのトラブルは、絶対に起こさないように。
この2点は必ず守りましょう。
2.東海バスは2022(R4)年3月30日より、PASMOを全一般路線に拡大導入した。全国相互利用対象カードで利用できる。
参考:伊東駅~マリンタウン 200円
伊東駅~川奈港 500円
伊東駅~ぐらんぱる公園 740円
伊東駅~シャボテン公園 880円
伊豆高原駅~伊豆海洋公園 300円 など
※伊豆急行・JR伊東線はSuicaを導入しているが、JR東海TOICAエリア(三島・沼津方面)との通しの利用はできない。
3.伊東・伊豆高原地域のフリーきっぷは2021(R3)年10月1日に再編成され、「伊東・伊豆高原2日券」と、「伊豆高原・城ヶ崎1日券」を発売中。
〇 伊東・伊豆高原2日券:伊東営業所のほぼ全路線が2日間利用可能
大人1,800円・小児900円
東海バス伊東駅案内所・セブンチケットで発売
※修善寺行は海立まで通用 その先は別途支払いが必要 順天堂大学静岡病院直通バス・天城東急リゾートシャトル等は不可
〇 伊豆高原・城ヶ崎1日券(2024(R6)年11月1日より):主に伊豆高原駅を中心として、小室山リフト・大室山・シャボテン公園・一碧湖・ぐらんぱる公園・城ヶ崎海岸より南側の路線が1日間利用可能。
大人1,2500円・小児630円
伊豆ぽたステーション伊豆高原(伊豆急行伊豆高原駅内)で発売
☆ どちらも沿線の施設等で割引など特典あり
東海バス一般路線全路線(一部利用不可路線あり)が利用できるフリーきっぷが発売されています。2日券4,900円・3日券5,600円。
東海バスのフリーきっぷ類は全て、小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」でも発売(「EMot」のみ、小児は(大人1人につき5人まで)500円)。
運行の情報については(現在は運用の固定・公表は行っていない)
東海バス 公式Web
http://www.tokaibus.jp/
原作コミック・アニメ等の情報は
「あまんちゅ!」公式Web「海女人屋(あまんちゅや)」
https://comic.mac-garden.co.jp/amanchu-ya/
原作コミックについては(第1話が無料で読めます)
マックガーデン 公式Web
https://www.mag-garden.co.jp
※ 直リンクは(していいのかよくないのか解らないので)しません。閲覧者の側で直接、このアドレスを入力してアクセスしてください。
1号車 伊豆200か1502(1502) いすゞSKG-LR290J1(2013年)
車内には主要登場人物の紹介や、劇中のシーンが窓上に掲げられ、運賃箱や整理券発行機も装飾されています。
(撮影は、上部の4点は2021(R3)年11月4日)
非公式側 Right side
中央部、ホイールベース間に、主要キャラが並んでいます。左から、ぴかりとてこの担任でスキューバダイビング部顧問の火鳥 真斗(CV:伊藤 静)、てこ(CV:茅野
愛衣)、ぴかり(CV:鈴木 絵理)、スキューバダイビング部部長の先輩、二宮 愛(CV:大西 沙織)、愛の双子の弟で部では唯一の男子、二宮 誠(CV:梅原
裕一郎)。
非常口付近に書かれているネコ(です)は「チャ顧問」(CV:久保 ユリカ)と「お姫」(CV:洲崎 綾)。
後面 Rear
ぴかりとてこ、二人が渡っているのは、城ヶ崎海岸の門脇吊橋。森の向こうに見えるタワーは門脇灯台。TV未放映の第1シリーズ13話(DVD7巻)で出てきます。最寄りのバス停は伊豆海洋公園(徒歩約20分)、または城ケ崎口(徒歩約15分)。
非公式側 Right side
同じく主要キャラが並んでいます。左から、「あどばんす」編に登場する岬 こころ(CV:山本 亜衣)と、岬 ことり(CV:加隈 亜衣)、それにぴかりの妹の小日向
こだま(CV:洲崎 綾)、ぴかり・こだまの祖母の小日向 きの(CV:井上 喜久子)、火鳥 真斗、てことお姫、ぴかりとチャ顧問、誠と愛の二宮姉弟。
後面 Rear
この3人は正直解らなかった。申し訳ありません。海の神様?リアウインドに神輿が描かれているが、お祭り?単行本宣伝のPRテキストもあるが、撮影直後の2021(R3)年11月10日に最終第17巻が刊行され、12年間の連載が完結しました。
(第16巻も、2号車運行開始より前に刊行されています)
公式側 Left side
こちらも記念写真風。中ドアの窓には、アニメシリーズのDVDの広告が描かれています。
正面 Front
こちらも正面は、ごく普通の東海バス色。
1502 2017(H29)年9月18日撮影
2号車 伊豆200か1532(1532) いすゞSKG-LR290J1(2015年)
車内には、同じ作者原作の、「ARIA」のアニメシリーズの広告も見られます。
(撮影:2021(R3)年11月4日 降車ボタンステッカーのみ2022(R4)年3月24日)
公式側 Left side
劇中のシーン、だったのかどうかは解らないが、記念写真風に並べられています。東海バスは原則中ドアは使用しません(バリアフリー対策の位置づけ)。乗降は共に前ドアで。
正面 Front
ごく普通の東海バス色。運行開始当初は「あまんちゅ!」横断幕もあったようだが、今はなくなっています。参考文献では「ノンステップ車」と記されているが、ワンステップ車です。
第2シリーズ「あどばんす」編放送開始を前に、2018(H30)年3月の先行上映イベントに合わせ、ラッピング部に、てこ・ぴかり役のCVによるサインが書き込まれました。透明フィルムでコーティングされています。
(この4点の撮影は2018(H30)年7月30日)