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「AIR」舞台探訪〜Dream編〜其ノ一:小浜市、舞鶴市
11月2日、まだ暗い、午前3時30分に自宅を出発。 これから400km以上離れた若狭湾周辺に向けて、2泊3日をかけてAIRの舞台探しの旅に出る。 夏はどこまでも続いていく 青く広がる空の下で 彼女が待つ、その大気の下で 彼女が待つその大気の下へと続く空は、今年最初の記録的な寒波による小雪がちらついていた。 Kanonツアーじゃないんだってば。うぐぅ。 朝の光が射す名神道の関ヶ原あたりで、まさに向かう先の西の方向に大きな虹の橋がかかる。 「おおっ、あの虹の向こうに観鈴ちんがっ! これはきっと、観鈴ちんが祝福しているに違いない!」 ところが、『朝の虹は、雨』ということわざの通り、虹をくぐり抜けた先の米原から分岐した北陸道は、50km/hの速度規制がかかるほどの強い雨だったが。 雨の北陸道を敦賀I.Cで降りて、R27を西へ。 着いたところは、福井県小浜市。ココが今回の旅の目的地の一つ。AIRの舞台のモデルの一つがあると言われている。 まるで到着した自分を歓迎するかのように、あられが降って来たよ。 小浜駅にて、(大)先輩のQLAND氏と合流。 実は、今回の企画は、ほとんどが地元在住のQLAND氏の情報によるものだったりする。 車2台で、まずは旅の第一目的地へ向かう。 着いたところは、小浜市内にある空印寺というお寺。 ここに、「八百比丘尼伝説」にまつわる洞穴がある。
ここで、「観鈴ちん人形大作戦」発動! これさえあれば、たとえ行った先が「コレが舞台?」と首をひねるような状況でも大丈夫。 だって、観鈴ちんがいるんだもん、舞台に決まってるじゃない。観鈴ちん、頭いい! …そこのQLANDさん、「バッカじゃないの」と他人のフリをしながら、ちゃっかり自分も写真を撮らないように。 それはさておき、ココは当たり。見た目からして、SUMMER編で柳也と裏葉がこもった洞窟そっくり。 実際には、人魚の肉を食べて不老不死となった「八百比丘尼」が最後に自らの命を絶った洞窟といわれているとのこと。 ゲーム中では、「八百比丘尼」は、神奈の母親が取り違えられた名前として登場するので、関連性から言ってもココが舞台のモデルの一つと見て間違いない。 いきなりのヒットに気をよくして、我々は次の目的地へと向かったのだった。 次にやって来たのは、小浜市に伝わるもう一つの「八百比丘尼伝説」の神社、八百姫神社である。 と、言っても、小さな神社の上に、どこにも「八百比丘尼」の解説が書いてないので、見ても何が何だかサッパリ。唯一、入り口右手側に立っている「八百比丘尼」の碑だけがそれらしい雰囲気を伝えるだけである。
ココはゲームに登場する神社のモデルではないそうです。 佳乃が言ってるんだから間違いない。 後から考えると、この写真の社は、八百姫神社ではなく神明神社ではなかったかと思う。 この右手にあった、椿の木が植えられた小さな社が八百姫神社ではなかったろうか? 境内に神官さんらしき家があったので、この後訪れる人はそこで聞いてみると良いかもしれない。 …マークされても当方は関知しませんが。 小浜市に別れをつげて、R27をまた西へ。 京都府舞鶴市に入って、市街に入る手前の、JR小浜線松尾寺(まつのおでら)駅に寄る。 ココは、一部でゲーム中の駅のモデルではないかとの説が流れたが、その後、千葉県飯岡駅がモデルということで確定して見向きもされなくなった駅、とはQLAND氏の解説
みちるが違うって言ったから、違うということで決定。 駅の全景を撮るのを忘れたが、駅舎の形は、ゲーム中に登場する駅とは全然違う。 飯岡駅が改築されて近代的になってしまったので、むしろこっちの方が雰囲気はあるのだが。
このあと、舞鶴港でイージス艦を見たり、護衛艦に乗船したりと寄り道。 その後、QLAND氏の車に便乗してR178に乗り、いよいよ我々は、舞台の町の候補地の一つ、宮津市の栗田湾へと向かったのだった。 Dream編-其ノ二-へ続く
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