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「羊のうた」舞台探訪〜取材後のつぶやき〜
上の写真が、取材中に目についたプレートですが…、見るからに日本家屋にそぐわないシロモノです。 ここ、「しらふじ」は市が寄付を受けたものを、1億2,500万円をかけて整備して公開したものだそうです(館にあったチラシより) が、それにしては、このプレートはいかがなものでしょうか? 個人的には、中庭の枝が、昔の面影をとどめないまでに刈り込まれているのも残念でしたが、まぁ、これは維持費の面等で仕方ないのかもしれません。 しかし、この「会議室」のプラスチックのプレート! これはどうにか出来なかったものでしょうか? この日本家屋の元々の造りとあまりにミスマッチです。良識ある日本人だったら、これは見るに忍びない光景だと思います。(普通は「○○の間」とかいう木札を吊すでしょう) さらに言えば、この「しらふじ」の100m弱の範囲内に3階建ての公民館があって、そもそもここに「会議室」を設置する必要性があるのか疑問です 貴重な日本家屋で、元の姿は、原作者も「よくこんなにぴったりのところが」と感心したほどの雰囲気の建物だったそうです。改築して再利用するならば、その建物の特色・歴史を生かした利用の仕方を考えて欲しいと思います。 これを見て頭に浮かんだのは、「間違ったハコモノ行政」という言葉でした…。 終わり
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