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「おねがい☆ツインズ」舞台探訪〜第1話記念編〜
長野県大町市の木崎湖周辺。 そこには、制作者とファンの手によって、作品世界が現実世界に現出した、不思議な世界がある。 さて、実は、今回の企画は、もともとはネットで知り合った大羽根凪氏が「おねてぃ」舞台探訪をしたいとの希望で、その案内を務めたついでに取材したもの。 この週末(2003/07/19〜07/21)には、他にも木崎湖周辺の舞台探訪をされた方がいらっしゃるので、ちゃんとした舞台情報はその方たちにおまかせすることにして、このページはイロモノ企画を重点にお伝えしたいと思います。 樺恋の降りた駅〜信濃木崎駅〜
季節は、梅雨がまだ開けない、初夏である。
「おねてぃ」に登場したと思われる、大町市街の北にある高圧電線を撮影してたら、道の横にひまわりが咲いていた。
いや、本物も何も、既製品ですけど(^^; と、いうわけで、大羽根氏に持ってもらって、早速記念撮影(?)
そして、第1話で樺恋が降りたと思われる、信濃木崎駅に到着。
当たり前かもしれないが、アニメとそっくり。 実は、以前に某KIZ氏と来たことがあったので、これは予想通りだった。
ここで、駅のベンチで寝ている樺恋の再現に挑戦! ・ ・ ・ ・ ・
・・・ミスキャスト。 おまけに、帰ってから再チェックしたら、樺恋が寝てたのはこっちのホーム側ベンチでなく、待合室の中のベンチのようで…。 せっかく提案いただいたのに、二重の意味で自爆しました(汗>fuzzy氏 コンビニ〜深衣奈が足を洗った所〜
ゆーぷる木崎湖の入り口近くの交差点にあるコンビニに到着。
ココが第1話で深衣奈が足を洗ったコンビニだと思われる。
第1話の場面では、麻郁と深衣奈の二人が話す後ろのガラスに、取り扱いサービス一覧(?)のシールが貼ってあるのが見えるが、実際にはそれらはコンビニの正面にしか無く、また内容もアニメと違う。 オープニング−その1−〜op.1枚目の風景〜
コンビニから湖岸沿いに北上して、「みずほ桟橋」「苺桟橋」の東側対岸の道路から湖岸の小道への降りる道。 ここがオープニングの1枚目のカットに使われた風景。 実は、帰りがけに海ノ口駅に寄った際に、既に撮った写真を置かれている方がいらっしゃって、それで撮ることが出来たもの。感謝m(__)m エンディング−その1−〜稲尾駅〜
線路ぞいに北上して、海ノ口駅に行く途中にある、稲尾駅に到着。
たぶん、ココがエンディングに登場する駅のホームかと。
第1話では、樺恋が乗った列車のアナウンスで「次は稲尾〜」と言っており、信濃木崎駅で降りているので、樺恋は大糸線を北から上って来たものと思われる。 (これはfuzzy氏の方が先に気づいていた) と、いうことで稲尾駅を後にしたわけだが、自宅に戻ってから、「おね2」の公式ページの第2話予告を見たら、なんと稲尾駅の階段と待合室が登場していてガックリ。 アニメのチェックだけじゃ足りないのかぁ〜。 と、いうか、第1話と第2話予告だけでこれだけの舞台が出て来るなんて、我々巡礼者は、これから放送終了までに一体どれだけの舞台を回らなければならないのでしょうか?<別に誰も義務と決めてないが 現実世界に現出した物語世界−その1−〜海ノ口駅〜
海ノ口駅に到着。
ココに来るのは久しぶり〜。待合室に入ると…、 ・ ・ ・ ・ ・
うおっ、既に「おね2」化してるっ!
新聞(大糸タイムス)の「おね2」記事が貼られてるしっ! これが秋葉原のショップでなく、ただのローカル駅の待合室の光景だというのが何とも凄い。
備品入れ(?)の上にあるのが、有志のファンによって復刻されたという「らくがき帳」。 (「海ノ口らくがき帳復刻計画」については、こちらのサイトを参照→「すこしふしぎ」) その他、頻繁に駅の掃除をされている方もいらっしゃるそうで、そういったファンの皆さんの力で、このたぐいまれな空間が維持されているわけですね。 ここで偶然にも、昼食時に待ち合わせの予定だったfuzzy氏と遭遇。 既に信濃木崎駅、稲尾駅、海ノ口駅を回って来たというfuzzy氏。さすがの早さです(^^; 情報を交換した後、また一旦別行動ということに。 現実世界に現出した物語世界−その2−〜星湖亭〜
その後、小熊山の木崎湖林道に挑戦したのだが、霧で下界が見えずに無念のUターン。
そうこうするうちに、昼時になったので下山して星湖亭へ。 ここでfuzzy氏一行と再合流。
一見何気ないレジャーショップ&食事処だが、入り口に「おねてぃ」のポスター、ここが星湖亭。 中に入るとそこには、 ・ ・ ・ ・ ・ …って、もったいつけといて何ですが、ココはぜひ現地へ行ってその目で確かめてみて下さい。 スタッフの寄せ書きや声優さんの写真が飾ってあり、らくがき帳は訪れたファンの書き込みで埋まっていて、まさにそこは、作品世界と現実世界の交流点。 「現実世界の中の仮想を楽しむ」のが私のモットーではありますが、はたしてこれほどまでに仮想世界が露出した空間をどう受け止めて良いものやら、ちょっととまどってしまったぐらい(^^;;; (どうしても知りたい方は、一部をこちらのサイトで見ることが出来ます→「擾乱空間 M・i・a」)
そして、これが噂の「まりえカレー」。 とある「おねてぃ」ファンの提案によるメニューで、店内では一般客に分かるように「生卵入りカレー」となっているが、「まりえカレー」の方が本当の名前とのこと。(星湖亭の女将さん談) これには先輩もビックリ。(どっちの先輩だか) 「まりえ」カレーを食べながら、しばしfuzzy氏一行、大羽根氏と歓談。 ネット上では知り合っていたものの、どちらの方とも今日が初の顔合わせ。ふだんは遠く離れたファンが、「おねてぃ」の縁で木崎湖で知り合うというのも、何だか不思議です。 オープニング−その2−〜星湖亭横の公園〜
食事を終えて、星湖亭横の公園でオープニングのカットを撮影。
上は、オープニングの3人がベンチに座ってるシーンで使われたもの。 ここでfuzzy氏のノートPCが威力を発揮。なんと第1話そのものをHDDに入れて来たという入念さ。 オープニングを再生してチェックしていわく、 fuzzy氏「ここです。建物と木の位置からすると、このラインで間違いありません」 その入念さには恐れ入りました(^^; 正確な情報に感謝m(__)m オープニングの次のシーンでは、3人がブランコを入れ替わりながらこいでいるシーンになる。 そこで、例によってシーンを再現してみることに。 ・ ・ ・ ・ ・
・・・「こいでいる」というより、「寝てる」シーンになってしまったが…。 次に、同じくオープニングのすべり台に座ってるシーン。 同行の皆さんが撮った後に、同じように撮ろうとしたら、「えっ、人形は置かなくていいんですか?」とのツッコミが。 皆さんの突き刺さるような期待のまなざしが痛い(^^; えーと、このすべり台にどうやって人形を置けと?…(^^;;; …ええ、わかりましたよ。そこまで言うなら、やってみせようじゃありませんか。
手が届かない位置に一体どうやって置いたか、深く考えないように(笑) fuzzy氏「今度はちゃんとガムテープを用意しておきましょうね」 なるほど。しかし、ガムテープを持ち歩く舞台探訪ってのもシュールですね(^^; おまけ〜神城駅〜
撮影の後、一同で海ノ口駅から北へ4駅行った先の、神城駅へ。
アニメに出て来たわけではないのだが、名前が主人公の"神城麻郁"と同じだから、というただそれだけの理由だけだったりする(^^; 見ての通りの、ローカル線にしては妙に大きな駅舎の駅。どうやら観光協会が一体になっているためらしい。 駅の構内や観光案内図を見てみたが、特に「おね2」との関係を示すものは無かった。 結局、ここが主人公の名前の由来になったのかどうかは謎のまま、「おね2」の取材を終えたのだった。 ここで、「小石の湯」に向かうというfuzzy氏御一行と別れて、我々は先ほど霧で何も見えなかった小熊山へ再トライすることに。 小熊山に登る木崎湖林道は、車の幅1台〜二台分の幅の林道。 意外に路面は良いけど、石や木の枝が道に飛び出してるのと、何しろ見通しが悪いので、目的地まで片道20分程度かかる。最初は、「まだ着かないなんて、これは絶対道を間違えた」と思ったほど。最初にこの道を探し当てた勇者には敬服です。 そして、突然目の前に開けた光景は…、
それは、まさに素晴らしい光景だった。 視界の下に広がるアニメと同じ構図、そしてそれらが生きて目の前に広がっている展望感。 狭い林道を上る苦労も、一気に報われた気持ちになったほど。 さて、ここで、ちょっとデジカメのテストを。 我が愛機、Panasonic DMC-FZ1で、この小熊山から海ノ口駅を撮ってみましょう。
フォトレタッチソフトでの修正は全く無し。 これを12倍望遠で撮ってみると…、
三脚無しで手でホールドしてこの画像。これも無修正。 実にCool な奴だぜ>FZ1 以上で、「おねツイ」第1話+αの舞台探訪は終了。 しかし、第1話でこれだけの探訪が出来たわけです。これから放送話数が進むにしたがって、一体何枚の舞台のカットが登場するのでしょうか? また放送終了まで、巡礼者の悩みは尽きそうにありません。 最後になりましたが、今回の舞台探訪でお世話になった方、それと関連ページを公開されているサイトさんの紹介です。感謝m(__)m
終わり。
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