「おねがい☆ティーチャー」舞台探訪

〜松本編〜



舞台探訪者の心得
 ・探訪先では、地元の人の迷惑にならないように行動する。
 ・観光地でない場所や公共施設でない場所への探訪,撮影には十分注意する。
 ・探訪者の多い場所での行動は控えめに。


それは、またしてもN氏のメールから始まった。

N氏「借りたビデオ見て思ったんですけど、おねてぃの舞台のガッコって・・・、『旧制松本高校』じゃありませんか?」
「おお、なるほど! …で、どこ、それ?(^^;」

何しろ松本市に引っ越して約3年目の私である。地元民には一目瞭然の建物でも、知る由も無かったのだ。(私もN氏も県外出身だったりするし)
そんなわけで、「おねてぃ」ツアー第2弾の敢行!

N氏のレガシィB4にて移動。行く途中のBGMは「おねてぃ」のシングルのエンドレスという企画にふさわしいもの。
N氏が、「ココがイイんですよ!」と、
 ♪遠い国から辿り着いた
 ♪君は あの光る星 Shooting Star
のとこで言えば、私が「いやココが!」と、
 ♪流れる星に願いをそっとつぶやく
 ♪“君と一緒にいられますように・・・”
のところで言うという、かなりダメな状態。誰もツッコミ役がいないぞ(^^;

駐車場に車を止めて、やって来ましたよ、あがたの森公園


          遠景はこんな感じ



         まさにアニメのまんまです

こんな歴史のある、県宝にも指定されている史跡なんですが、なんと現在も公民館や市の事務所、図書館として使われてます。
今も生かされてるなんて、何だか幸せな建物ですね〜。


講堂です
撮影地点のあたりが、小石ちゃんと話していた草薙君がみずほ先生に拉致されたところ(笑)



こちらは旧制松本高校記念館
資料館や喫茶店なんかもあるらしい



出たっ、EDにも登場する中庭!
真ん中に立っている像が違うぞ!(こっちが本物だって(笑))

けれども、何しろ旧制高校だからして。当時の定員からして、各教室は小さいわけで。
そんな中で、アニメに登場する教室ぐらい広いのは、一番東側の1,2階の現在は音楽室として使われている部屋。


みっ、みずほ先生っ!(妄想を見てはいけない>オレ)

ちなみに、まほちゃんが教室をのぞく時に登ってたような木はありません(笑)
そんなわけで、我々は萌える心をしつこいほど濃厚に癒されて帰ったのだった(え? Nさんは違いましたか?(^^;)

しかし、そんな私の元に、後日、メールにて新たな情報がっ!
 「(前略)オープニングに登場する展望台は松本市の城山公園のものと思われます」
(情報どうもありがとうございますm(__)m>あんすさん)

ついに、“楓展望台”の謎が明かされる時が来たのかっ?!

…行かねばならない。
ええ、そりゃ行かねばなりませんとも。たとえ前日深夜残業でフラフラしていようとも故郷の両親が嘆こうとも、この胸に萌える心がある限り、行かずにおられませんとも。なぜって、みずほ先生が心の中で命令するのだ、「最優先事項よ」

 ♪“漢”には自分の世界があるぅ〜 例えるなら空を駆けるひとすじの流れ星ぃ〜

そんなこんなで、すっかり盛り上がった紅い流れ星さんが着いたのは、松本市街地の北、城山(じょうやま)公園。
そして、公園のはずれで見たものはっ!


           “楓展望台”?

構造はちょっと違います。(というか結構違う)
展望台の上に登って見ると…


     西の山々の展望(モロに逆光で失敗(--;)

西に開ける展望は、市街地ということを除けば、アニメに出てくる光景によく似ている。…ような気もする。
アニメに出てくる湖のモデルになった木崎湖周辺にはそれらしい展望台は無いので、やはりここがモデルということでどうでしょう?(弱気)

こうして、貴重な休日をつぶして、“楓展望台”探索は終わった。
しかし、これで戦いが終わったわけでは無い。
あの展望台が、最後の一匹とは思えない。
いつまた何時、“苺滝”や“みずほ先生神社”が世界のどこかに現れてくるかもしれないのだ。

「…それは、血を吐きながら続けるマラソンですよ」

心に理性のツッコミを感じつつ、城山公園を後にする背中に吹く風は、まだちょっぴり冷たかった。

つづく (続くのか?(^^;)

P.S.
これから「おねてぃ」の舞台を訪ねようという方には、fuzzyさんのWebページ、苺たんが一番!がおススメです。舞台周辺の詳しい地図と写真とがいっぱいです。