「カロリーヌ」の回航2007
昨年に引き続き、今年も姫路のヨット「カロリーヌ」(パイオニア9)が”火山めぐりヨットレース”に出場するため、鹿児島までの回航途中で宇和島に立ち寄ってくれました。
大三島から宇和島まで同行した小説家セイラーの日野さんが今回もレポートを書いてくださいました。
「カロリーヌ」ですが、今年も昨年も”うわじまパールカップ”にエントリーしていただいていましたが、2年続けて直前に所用が入りドタキャン!! オーナーの小島さんも大変残念がられておりました。
来年はぜひ出場していただきたいものです。
また、同艇は昨年の”火山めぐりレース”で見事優勝しました。今年も二連覇目指して頑張っていただきたいと思います。
本日、大雨の中、宇和島を出港し、島浦島、宮崎、内之浦、山川を経由して鹿児島に向かわれるということです。梅雨の末期で条件はあまりよくありませんが、御安航をお祈りいたします。
2007.7.6
日野さんの航海レポート
(大三島から宇和島まで)
6月7日、私のPCに小島さんよりのメールが入った。
内容は去年と同じく6月30日〜7月1日に大三島より宇和島の西村さんのところへ行きます。
一緒に行ってくださるとあの迷路のような真珠いかだの中を迷わずに行けるので、ありがたいのですが。とあった。
(ふふふっ。こんな私でも頼りにしてくれる人がいるんです!(^_^))
こういう風に言われますと行かない訳には参りません・・・
当然ながら、よろしくお願いいたします。とメールを送った。
おおっ!そうだ!!
それまでにイカを取る網とイカを捌くナイフも用意しておかなくては。と
早速、網は裏庭に転がっていた網に2mほどの竹を付けて再生。
ナイフは山小屋に在るのさえ忘れていたやつを、研いでピカピカにした。
これで準備万端、イカ刺しを食べるのだー。ふっふっふっ・・・
(想像力のたくましい私は、すでに小島さんとイカの刺身を食べている場面へとシフト。
余ったイカは一夜干しにしてと、思いは走馬燈の様に流れ、涎だらだら・・・・・)
出発の日が楽しみだわん!
(大三島 井ノ口港)
そして6月29日
仕事を早めに置いて松山を出発。
直行バスで大三島へは、19:30分に到着した。
ところが、ポンツーンにヨットも小島さんの姿も見えない??
(あれっ!?おかしいなぁー?・・・ TELでは、もう着いているはずなのだけれど???)
心配になった私はもう一度、小島さんにTEL.してみた。
小島さんは直ぐにTELに出て、いま多々良大橋の手前で逆潮のためもう一時間半ほど掛かるかもしれないとの事。
私の交通の便の為に足を伸ばしてくれている小島さんに対し、真に申し訳ないなーと思いつつ、それではと、イカを掬おうかとポンツーンの周りを見るが、イカどころか魚も居ない???
何より、おばちゃんたちも居ない?
今日はイカ来ない日かなー?なんて辺りをうろうろ。
(私のイカ三昧はー・・・とほほ・・・・・ 取らぬ狸のなんとやらだったのねぇー)
イカは諦めて、ポンツーンで一人寂しく待つことにした。
しかし、辺りに闇夜が押し寄せ、ほとんど何も見えなくなってきたのに、一向に小島さんは来ない・・・
こんなに真っ暗になってしまって港に入るの、大丈夫かなー・・・・
小島さんに失礼ながら、本当に心配してしまった・・・
そして暫く沖の方を見ていると周りの明かりの中で、1つだけ高いところにマスト灯らしきものがゆらゆら、それに赤い航海灯も見える。
(おっ!あれかな!?)
やがてそれは、赤と緑の両舷灯になりヨットのハルも確認できて、一安心。
この時間に来るヨットだから、おそらく小島さんのヨットでしょう。
結局、小島さんがポンツーンに着いたのは21:20分頃でした。
(やれやれ、小島さん、お疲れ様でした。私がリタイヤしていて時間が自由であれば・・・・
本当は時間的に岩城島がいいのに、本当に申し訳ないことです。スミマセン・・・・・)
早速一年ぶりの再会を喜び、「おつかれさまー」とあいさつ。
小島さんも「お久しぶりー」と声を掛けて
「いやー、参った、参った。多々良大橋の手前で逆潮に捕まって、対水で7〜8ノット出ているのに対地では1〜2ノットだった。いつまでたっても井口島の明かりがそばにあるんだから・・・」
と、かなりお疲れの様子。(真に申し訳の無いことでございます・・・)
小島さんはお風呂と食事を済ませたいということで、近くの食堂へ食事と風呂をもらいに行かれました。
私は夕食もお風呂も済ませているのでヨットの中で待つことにした。
暫くして小島さんが帰られたので「小島さん!イカが一匹も、おらんよー」と、声を掛けると、
「そのうち来るでしょう」と余裕で網を出して見せてくれた。
「アーっ!小島さんも持って来られたのですかー。
私も持って来ました」と私の網を見せると、手作りだとすぐに分かったのか、
小島さんは「私は3,350円出しました」と遠慮がちに言われた。
「えーっ!小島さん、イカを買った方がいいのではないですか?」 と、私が言うと、
「採るのも、楽しみなんだよぉー」と、笑いながら言われるので、「ごもっともでございます」と、恐縮。
私もつられて笑ってしまった。
地元の人によると、3連で一本あったポンツーンのうち先端の1つが撤去されてしまったので、来なくなってしまったのかもしれない。と言う。
近いうちに2つ目のポンツーン(つまり今の先端)も撤去され、ポンツーンは今ヨットを泊めている1つとなるとの事。
(うーん・・・いくら不景気だとは言え寂しいなー。と言うことは、もうイカは今年も来年も来ないかも・・・・)
それを聞いた私はイカを諦め寝ることにしたのだけれど、小島さんたちは地元のおじさん達と、来るかもしれない。と頑張っているみたい。
せっかく作った私の網は、なーんにもならなかった・・・・。
(夜に弱い私、ゆみちゃんは、睡眠モードへまっしぐらぁー)
大三島井ノ口港のポンツーン | 逆潮に苦しみましたが、無事に到着した「カロリーヌ」と小島さん |
(井ノ口港〜三机港)
30日の朝
前回と違って良いお天気です。
と言っても、曇り空ですが・・・
(私にとっては最高です。小島さんはピッカーンが良いとの事。 うーん・・・どちらが勝つのかなっ!?ふふふ)
朝5時、井ノ口港出航。
今回は霧も無く周りがよく見える。
そしてすぐに多々良大橋をクリア。鼻栗瀬戸へと向かう。
今回で二度目の鼻栗瀬戸は本当に針尾瀬戸によく似ていて、九州を思い出させる。
九州と言えば九州の友人たちが目に浮かんで来る。
逢いたいなぁー・・・・
(このくだりを書いている今もまた思い出したぁー・・・)
なんてボーッと思いに耽っている場合ではない。
多々良大橋から鼻栗瀬戸へのアプローチは右側が浅いので左の方へ寄せなくてはいけない。
そして今度は右に寄せ左に切って右に切る。
これでやっと、大三島橋に対面することになります。
今回の鼻栗瀬戸は少し逆潮でしたが、霧も全く無くて両岸の緑を堪能しながらの通過となりました。
ここでメインセールのみを上げた。
でも鼻栗瀬戸の大三島橋を通過して暫くすると、霧は無いのですが島影は、靄に包まれ全く見えず、周りが360度、水平線のように見える。
小島さんと二人して「おー!まるで大洋を渡っているみたいだなー」と、にやにやと顔を見合わせ、どんどん機走する。
(為栗さんは、どの辺を帆走っているのかなー・・・)
すこし愛媛よりに走ると菊間の石油備蓄タンクが見えたりもするが、相変わらず陸は靄の中だ。
朝食を食べ暫くすると北条の鹿島沖を通り過ぎた。
この頃になると靄も薄れて松山観光港などはっきりと見える。
小島さんが三津浜を少し見ておきたいと言われるので三津浜内港へと案内して直ぐにUターン、問題の三机と針路を取る。
松前から三机までも海の上はハッキリとしているのに陸地は靄に包まれ何も見えず再び水平線のように感じられ本当に幻想的。
小島さんは「今年は海の色が瀬戸内海ではなくて太平洋の黒潮の色をしていて、これこそ大洋と言う感じやー」とやや興奮ぎみ。
そう言えば夏本番前と言うこともあるのか、確かに海は、この世のものとは思えない程に深緑に輝いていて吸い込まれそうなほどに怪しく美しい。
楽しく話をしたり飲み物を飲んだりしているうちに時の経つのも忘れてしまう(あー。極楽、極楽)
小島さんがお昼を作ってくれて食事を済ます。
再び話に花を咲かせているうちに、三机港が見えてきた。
さーて、問題の三机です・・・
一応、ポンツーンを覗いてみる。
すると、あの、いやーな漁師も居ないしポンツーンは、がら空きじゃぁー!
これには二人して顔を見合わせニンマリ。ふふふ。
いくぜー!!ポンツーンの西側へと舫を取ったのだけれど、誰かが何か言ってくるのではないかと、のみの心臓のゆみちゃんは内心バクバク。
でも、周りの人たちは全く無関心。
(ひょっとして、別にここでも良いのかも)
なんて勝手に解釈。船を置いて二人で散歩に行くことにする。
で、途中出会った人には印象を良くする為、
必要以上に頭を下げるわ、下げるわ、ぺこぺこしまくる。
そのせいもあってか、朝まで誰も来ず、何も言われなかった。よかった。よかった。
(お風呂は基本的に諦めた方がよさそうですねー。需要がないのか、店に人が居ない)
井ノ口港を出港し、多々良大橋へ | 鼻栗瀬戸から大三島橋へ | ||
昨年横付けした三机港岸壁 | 今回、(こっそり)係留させてもらった漁協前のポンツーン |
(三机港〜宇和島 三浦無月港)
宇和島市遊子の魚霊塔から見た宇和海の風景
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7月1日
速吸瀬戸の転流が9時50分なので少し早めの6時に三机を出航。
メインセールのみを上げる。
昨日よりは少しは靄が薄いけれど、ほとんど陸地は見えない。
昨日と同じく小島さんと色々な話をしながら、のほほーんとした時間を過ごす。
毎日時間に追われる生活をしていると、こういう時間も必要です。(うんうん)
やがて佐田岬の灯台が見えて来たのですが、逆潮にもかかわらず順調に足が伸びて岬を回ったのは9時15分頃でした。
佐田岬を回ってからと言うものは小島さんの願い通り雲はどこかへ散り去って最高の天気となりました。
(私は、オーニングの影の中で小さく丸くなるのだ)
いい風が吹くのですが真向かいなので少し東へ振ってジブも上げようか!と言うことになったのですが、この決定が、あんな事になるなんて、のほほーんとクルージングしていた、この頭では思いも付かなかった。
メインとジブに風が入りヨットは、グッとヒールして、グンとスピードアップ、さらに気持ちよく滑り始めた。
「おー!!」
「いいねー!!」
なんて二人でニタニタしながら半分脳はとろけている。
遠くにいる船を見つけては「あれは、西村さんが乗っている船かなー?」
なんてあちらの船を指差したりこちらの船を指差したり。
お菓子をぼりぼり、お茶をがぶがぶ。小島さんはビールをぐいぐい。
今日も真昼間から完全に宴会モード。
そろそろこの辺でタックをしょうかと、タックをして再び宴会の始まり。
途中風が弱くるとジブを巻いたり、風が出ると開いたりしながら何度かタックをして島影が見えてきた。
「おー!日振り島が見えてきた」と、小島さん。
「おー!来ましたねー」
なんて私は、のん気に返事をしてボーっと島を眺めている。
暫くして小島さんは海図をチエック。
「今、この辺りですね」と、海図に印を入れて私に見せてくれた。
為栗さんとクルージングをする時は、いつも海図とにらめっこで走るのを思い出した私は、勉強のため海図と景色を合わせてみることにした。
(えーっと・・・あの島がこれだから、これがあの島かなー)
なんて見ていると、
(あれっ!?・・・・何か変だぞ???)
すかさず小島さんに声を掛けた。
「小島さーん・・・あの島ってこれですよねぇー」
と、海図を指差すと
「いやぁ〜・・・違うでしょう〜あれは日振りでしょぅ〜」
小島さんもまだリラックスモード。
「えっ!・・・」
(あの小さな島がこの角度に見えるなんて、おかしい・・・)
「すみません。チョットGPS見てみます」
そう言って私は急いでキャビンに降りてGPSを切り替えた。
と言うのも、小島さんはGPSの使い方が凄い。
何が凄いかと言うと、GPSプロッターを地図表示ではなくて、緯度経度のみの表示にしていて度数を海図に落としていくんです。
したがって私はプロッターに切り替えないと即座には判断が出来ませーん・・・
(プロッターにすると船首方向が一発だもんねー)
で、画面を見て(うわっ!こりゃいかん・・・タックが一回たらんかった・・・)
すでに、タックの時を過ぎ日振り島と戸島の入り口まで来ていた。
(宴会どころではない。このまま進むと、黒島へ上陸だぁー・・・・)
「小島さーん!もう一回タックでーす」
画面を見ながらコクピットの小島さんに大声で伝える。
「えっ!こっちじゃーないのかいな」小島さんも驚きながらタック。
再びプロッターを覗きながら角度をチエック
「はーい!OKでーす」
やっと嘉島をクリア出来る角度にセット出来た(やれやれ・・・)
この時点で、やっと自分の役目を思い出した。
(そうだった!今回も水先案内として乗っているんだった。
自分的には、あのいかだの中だけを案内すればいいんだと思っていたのだけれど、総合的に西村さんの所まで案内しなければいけなかったのだっけ・・・
三崎をクリアした時点から私の仕事の始まりだったのかなー)と、反省。
でも、能天気なゆみちゃんは、小島さんの「おかげで嘉島の奇石が見れてよかったねっ」
の、この一言で、バキューンと元気を取り戻す。
風もいい風が吹き、フルセールで、津の浦辺りまでルンルン走るが、やがて風も落ちたのでジブを巻きメインのみで走っていると私の携帯が鳴った?(誰だろう?)
見ると西村さんだー(^o^)/
電話を取ると「見えますかー?」と西村さん。
なんと!高島の近くまでお出迎えをして頂いた。
(ありがたいことです。でも今回はクリアする自信はありましたよ!西村さん。ふふふ)
今回は雨にも遭わず曇り空で、ま、最後は小島さんのリクエスト通り汗ばむほどのいい天気に恵まれ最高のクルージングでした。
なんて、最後の最後にあんな結末が用意されていようとは思わずにすでに心の中では安堵していたのだが・・・・・
それは、西村さんのポンツーンに着岸しようとしたその時、正に素晴らしく絶妙なタイミングで訪れてくれた。
いつもなら、漁船のような荒々しい操船をせずにゆっくりとアプローチをして静かに優雅に着岸する小島さんなのだけれど、どう言う訳か今回はポンツーンへのアプローチのスピードが速すぎる。
しかし考えている暇は無い。
(今だ!)その瞬間、私はポンツーンに飛び降りたのだが、小島さんが行き足を止めようとアクセル全開にした途端、ヨットは惚れ惚れするほど美しく素晴らしいスピードで私を置き去りにして前に突き進んだ。
(ヨットは意外と速いよー)
一瞬、私は小島さんの行動が理解できずになすすべもなくポンツーンで唖然とした。
しかし幸いながら、西村さんが小島さんの為にと用意していてくれていたアンカーロープに引っかかって寸前の所で止まり事なきを得た。
西村さんにも手伝って頂いて無事着岸終了。(よかった、よかった)
聞くと、ミッション側のギヤーチェンジのプッシュロッドがチェンジレバーから外れ、ギヤーが前進に入ったままになったとの事。
それでもって、行き脚がありすぎると思いフルアスターンに入れたものだから船は急加速し、一瞬何が起こったのか判断がつかなくなってしまったのだった。
私もエンジンルームに入って見てみると、ギヤーチェンジのプシュロッドをチェンジレバーに横抱きしてプシュロッド側から段付ボルトで止める設計になっていて、そのボルトが抜け落ちていた。
これがレバー側からボルトを入る設計になっていたなら、力学的に話はずいぶんと違ったはずなのだが・・・・。
私ならプシュロッド側を二股にしてレバーを挟み、ボルトではなくストレートピンを入れ、Rピンもしくは割りピンで留める設計と致しますけれどねー。
これは手元側のレバーも構造をチエックしてみる必要があるなー・・・
教訓
着岸前には必ずギヤーが確実に入れ替わるかチエック!・・・
(でも、そのチエックの後でボルトが抜け落ちたら同じことですけれど・・・(T_T))
やはり定期点検かぁ〜・・・
いや基本設計でしょう、設計がしっかりしていると点検など必要ないもんねー。
(いわゆるメンテナンスフリーってやつねっ)
ま、定期整備は必要だけれどもねっ!(^_^;)
時間も無いので、再びボルトを入れなおし終了。
(ホームポートへ帰ったら改造した方がいいかもねっ。小島さん!)
その後、西村さんに、安部総理も訪れたと言う"遊子の段々畑"に連れて行って頂きました。
愛媛のピラミッドと言う名に相応しく天まで石を積み上げてある。
よくもまあ今ほどの道具も無しに、これ程石を積み上げたものだと感心。
今の時代の道具を使っても大変な大工事になると思います。
昔の人の畑に対する執念のようなものを感じる。
こうやって食料を確保して人類って栄えてきたのですねー・・・(感無量)
手入れは大変でしょうが後世に残して行かなくってはならないでしょう。
最後に"魚貝藻霊供養塔"の建っている丘に立ち、ヨットで来る時に通った、水が浦鼻を望む。
大パノラマで宇和海が美しく、涙が出てきそうな感動すら覚え、いつまでもここに佇んでいたいと思う。
ここからの景色はエーゲ海よりも素敵だと思いますよ。
(ちなみにエーゲ海には行ったことありません。イメージですイメージ・・)
今レポートを書いているこの時にでもその景色が目に浮かんできます。
(今度、時間があれば朝日の昇る時間に来て見たい気がします。きっと素敵だろうなー)
子供を育てるには、都会のコンクリートジャングルよりもこの美しい自然の中で育てたいものだと心から思のだけれど実際は中々ねぇー・・・
西村さん本当に色々とありがとうございました。
いつもお世話をかけっぱなしで申し訳ありません。
小島さん、楽しかったですね。(最後を除き・・・)
皆さん本当に素晴らしい思い出をありがとうございました。
三机港を出港 | 佐田岬半島先端 | ||
「ホワイトホーク」に先導されて三浦無月の桟橋へ | 「ホワイトホーク」の桟橋へ係留 | ||
遊子、水荷浦地区の段々畑 | 魚貝藻霊供養塔のモニュメント |