撮影年月日 2004年5月1日 撮影場所 光石
クシバタンポポ(キク科)
タンポポ類の葉は、季節や生育場所による変化が大きく、春先は特に深く切れ込んでいるようです。その中でもこのクシバタンポポは切れ込みが深く、また広く切れ込んでいるため、歯の抜けた櫛状で、名前どおりの姿をしています。(花の時期しか見ていませんので、他の時期にも櫛葉状かはわかりません。)生育場所は、これまで見た限りでは、アカミタンポポと同じような場所で、道路わきの空き地や道路のアスファルト舗装の間に根を下ろしていたり、乾燥した林縁で確認できました。高知県では稀で絶滅危惧Ⅰ類に位置づけられています。この写真は光石牧場跡の草地で写したものです。