撮影年月日 1999年5月5日 撮影場所 フスベヨリ谷
シコクスミレ(スミレ科)
「四国菫」の名の通り四国にゆかりのあるスミレです。まず、銘々したのは高知の産んだ植物学者牧野富太郎博士で、学名もViola shikokiana Makinoです。和名の由来は、四国で最初に発見されたことによるものですが、分布域は結構広く、埼玉県西部から鹿児島県までです。ブナとの相性がよいらしく、三嶺でも標高1,000mを超してブナの林の下などに生えています。地下茎をのばして増えるので、群生しており見つけやすいスミレの一つです。