撮影年月日 1979年 8月 5日 撮影場所 フスベヨリ谷
ソバナ(キキョウ科)
牧野新日本植物図鑑ではソバナの由来を『蕎麦菜の意味で軟らかな葉に基ずく。一説に岨菜で山地の斜面すなわちそばの地に限って生ずる山菜として食用になるものの意味でこの菜が古くできたとする』とあります。見た感じとしてはソバナの葉と蕎麦の葉とはイメージが合いませんので「岨菜」の方が正しいのかなとも思います。
いずれにしても昔の人にとっては「花」よりも「菜」としての印象が強かった事がうかがえる名前の付け方ですが、私には花の印象が強く残っています。