撮影年月日 1999年5月3日 撮影場所 フスベヨリ谷
タチネコノメソウ・トサネコノメ(ユキノシタ科)
別名のトサネコノメが通用するのは高知県だけのようで、タチネコノメソウと呼ばないと県外の方にはわかってもらえないようです。
学名はChrysosplenium tosaense Makino ですので、高知県人とすればもう少しトサネコノメの名も知られてよいと思います。
ただ、植物の姿からは、ツルネコノメソウに対するタチネコノメソウのほうが覚えやすいですし、高知県固有種でありませんので、tosaenseという種小名も今考えると適当といえるものなのでしょうか?牧野富太郎博士の土佐に対する思い入れが伝わってくるような気がする・・・と思って、牧野新日本植物図鑑(28版)を開いてみると、この種は掲載されていませんでした。どうしてでしょうか?