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設計紹介 4

2001

ほたるのせせらぎ実施設計

宮城県金成町

宮城県迫川建設事務所

設計コンセプト

三迫川の高水敷にほたるのせせらぎを建設。地下水汲み上げで灌水。


石組図。全部の石の重量と配置位置を指示。



湧水泉です。石組の下から湧き出ています。      



高水敷に井戸を掘りました。



高水敷の中ほどを通っています。



せせらぎの水深、流速等はホタルの幼虫の生息に適した数値を採用しています。

95%の構造物はコンクリートを用いていません。

木橋です。



五呂太石の洲浜。
ホタルの幼虫が陸に上がり易い構造です。

石橋です。



最下流の池。池畔は木工沈床護岸を多用しています。

所感

 当地は古くから「沢辺のゲンジボタル」として有名で、本川に流入する水路の至る所で見られた。近年環境汚染から個体数の減少が確認され、人工的に繁殖させる計画で当設計を行った。竣工後は近隣の住民から利用されホタル生息地とともに、通年の憩いの場として親しまれている。

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