ボクシングのゲーム、実写でボクシングのバナー(3)

辰吉丈一郎 vs 戸高秀樹

天才と呼ばれた辰吉、雑草と呼ばれた戸高…

一見、対極にあるような両者だが
似たような点も数多く見受けられる。

ボクサーなら誰もが負けず嫌いだと思うが
この両者の負けず嫌いはその中でも際立っている。

決して試合を諦めるような選手ではない。

試合前の予想は圧倒的に辰吉有利だったが
戸高の頑丈さと旺盛な手数は
終盤の辰吉を倒してしまう可能性もある。

さて、両者共に無事に帰れそうもないこの試合。
どうなるのだろうか…?


試合開始と同時に熾烈な打ち合いも予想されたが
意外にも両者、ボクシングを試みる。

が、ジャブの差し合いでは明らかに辰吉が有利。

相打ち気味のタイミングが多いが、
徐々に辰吉のペースになっていく。

時折戸高の放つ返しの強打は
どうしても当たらない。

ヨックタイを夢遊病に陥れた脅威の武器、
被せるように打つフック気味のストレートは
当たっているようだが、ダメージを与えるほどの
威力が感じられない。
辰吉のフォームに対してどうも相性が悪いようだ。

序盤は微妙に辰吉ペース。
得意のボディショットも戸高を消耗させているようだ。

が、戸高の全身をカバーするような
独特のガードも上手く機能している。

戸高は連打で追いたいのだが
今日の辰吉は絶妙な距離を取り
決して連打を許さない。

というか、戸高の前進にも迫力が感じられない。
不利に終わったジャブの刺し合いに
無理にこだわっている様子が感じられる。

中盤に入ると更に辰吉がテンポアップ。

精力的に攻め上げるが
多少の被弾が増えてきた。

が、的中率でポイントは辰吉に流れたと思われる。


戸高の見せ場は8Rに訪れた。

コンビネーションをまとめた辰吉が息をついた瞬間に
タイミングのいいショートパンチが入る。

辰吉は効いていないといった動作をするのだが
戸高はお構いなく追撃を繰り出す。

致命打を入れるまでは叶わなかったが
戸高の攻勢は20秒近く続いた。


終盤になると揉み合うシーンが増えてくる。
共にパンチの切れを欠いてきた。

が、序盤から継続している辰吉のボディショットは
確実に戸高のスタミナを奪っていったようだ。

精力的な連打は影をひそめて
我慢のシーンが目立つようになってきた。

辰吉にアッパーがあれば
倒せるチャンスもあったかもしれないが
戸高の固いガードは最後まで下がらなかった。

最終のゴングがなった時、
意外にも辰吉のまぶたは無傷。

逆に拳を痛めたのか、
終盤の2Rは安全運転に徹していたようだ。

判定は3-0で辰吉。

戸高の頑張りも認められるが
どちらかというと策が足りなかったように感じられた。

チャンスは8Rの一度だけだったかもしれない。


ボクシングのゲームの区切り画像

注 … 上記文書は全て管理人サンドバックの予想です。
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