

辰吉丈一郎 vs 徳山昌守
満員の大阪城ホールに両者が登場すると
それだけで会場はヒートアップ。
それも仕方ない。
試合開始のゴングが鳴る事が
もったいない!と感じられるような
期待感溢れるカードなのだから…
開始のゴングが鳴ると
ウォ〜という地鳴りが響いた。
会場の異常な熱気の中、
両雄は落ち着いたスタート。
互いに旋回しながらジャブを伸ばすが
どれも当てるつもりはないようだ。
ただし、両者のパンチは異常にキレているし、
お互いに右構えなので当て感もバッチリだろう。
(もしかしたら一撃で決まるかも?)
そんな予感が静かな初回から滲み出る。
初回終盤に辰吉がボディから顔面へと左を伸ばしたが
徳山は深い懐を生かしてグラブの接触を許さない。
返し様、徳山も右を返すしぐさを見せたが
辰吉もきちんと反応してキビキビした印象。
2Rは徳山が距離を詰めながら
左拳をさかんにフェイント、
何度か突発的に右を繰り出す。
辰吉も忙しく反応しつつ
返しを狙うが珍しくプレッシャー負けしている。
(ようにも見える。)
もしくは徳山のスタミナが切れる後半まで
落ち着いたボクシングを展開するのかも?
と予想させるようなステップだった。
(自分から試合を作る辰吉にしては珍しいのだが)
3Rになると徳山は単調だが
確実に有効だと実感したのだろう、
とにかくフェイントからのワンツーで切り込む。
スピードでは徳山が辰吉をリードしているようだ。
この試合、最初にはっきりとした有効打を決めたのは徳山だった。
ワンツーに続けて放った踏み込み右ショートが
防御姿勢最中の辰吉横っ面にヒット。
辰吉の反撃も素早いバックステップで空転させた。
徳山の距離感がこの試合を支配しつつある。
が、辰吉は焦っている様子もなく
淡々と徳山のパンチを外すことに集中しているようだ。
4Rは辰吉が連打で何度か徳山をロープまで追うのだが
巧妙なクリンチで仕切り直しを余儀なくされる。
何度か辰吉のボディ攻撃が当たっているようだが
徳山は無表情なのでダメージは確認できない。
ペースは微妙に徳山なのだろうか?
5Rに入ると辰吉がペースアップを選択。
果敢にジャブを突きあって
制空権を取り戻しにかかる。
徳山のバックステップがバタバタするシーンが
目立ってくるが、結果的に辰吉の被弾が目立つ。
そして恐れていた事態、ついに辰吉が目蓋をカット。
(制空権は徳山に戻ってくる…)
6、7Rと辰吉は傷口をチェックされるが続行。
どうしてもペースを奪えないジレンマで
7Rは少々荒っぽい攻めも見せたが
とにかく徳山の距離感に翻弄される。
ポイントでは圧倒的に徳山だろう。
結局、出血と一方的な内容により
8R開始の時点で試合は終了。
最後まで足と上体で距離を維持した徳山が
完封ともいえる内容で辰吉をストップしたのだ…
新旧交代、なのだろう…

注 … 上記文書は全て管理人サンドバックの予想です。
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