ロッキーが好き例え次回作があったとしても老年を迎えるロッキーの周囲にもはや感動はないだろうと思っていました。 恐々と腫れ物に触るようにロッキーザファイナルを観ました。 予想は裏切られ、心の底から熱くなれました。 そこには時間こそたてど、変わらぬ面々がいたのです。 これまで一度も海外に行ってみたいと思ったことはありませんが、死ぬ前にフィラデルフィアに行って、自分の足でロッキー階段を登ってみたい、そして海外旅行できるようになった自分を誉めるように両手を挙げてみたい…。 そんなふうに思わせる映画でした。ありがとう、ロッキー! 私にとってロッキーがボクシングへの憧れのルーツだったのかどうか、もはやはっきりと思い出せませんが、血気盛んな少年期に上映されたロッキーシリーズ、主人公ロッキーバルボアの存在はあまりに強烈でした。 白人なのに貧乏だし、ムキムキなのに女と話すのが下手だし、住まいもその周辺環境もとてもじゃないけれど憧れる様な場所じゃない。借金取りの仕事もしていて、ポーリーという下品なおっさんもその仕事を紹介してくれとしつこかったり…。 でも愚直で純粋なロッキーが吐き出す言葉が痛いくらいに真っ直ぐなのである。 長年使っていたジムのロッカーを新人に取られてしまい、家に帰っても家族は一人もいない。(カメ二匹と金魚) そんな中、好きになった女の子はペットショップに勤める地味なエイドリアン(ポーリーの妹)。 でもロッキーは彼女を好きになってしまう。 これまたまっすぐに。 誘ったデートはおっさんのダミ声で閉店のカウントダウンが刻まれていくスケート場。デートということでロッキーなりに考えた末の場所だった。 ヨレヨレと一周して終わるデートですが、私はこのシーンが大好きです。(ロッキーが楽しんでもらおうと色々と身の上をしゃべるのですが、エイドリアンは転ばないことに必死であんまし聞いていない感じ♪) 私も初めてのデートはスケート場にしよう!と決めていて、自転車二人乗り(時効)で一時間半かけて出かけた思い出があります。(道に迷った…) 映画タクシードライバーで主人公(デニーロ)が真剣な眼差しでポルノ映画に女の子を誘うが、あれは孤立した男ゆえの異常行為、個人的には男として純粋なのかなと思う。 ちょっと脱線しましたが、うだつの上がらないロッキーにチャンスが巡ってくる。王者の気まぐれから挑戦者に選ばれ、タイトルマッチに出場することになるのだ。 巨大な試合会場を見学して圧倒され、すっかり萎縮してしまうが、エイドリアンにロッキーはたったひとつだけ約束をする。 「みんな倒されているんだ、それに俺には失うものなんて何もない。」 「元々俺には何もなかったんだ。」「そんなことないわ。」 静寂 「この試合の最後まで自分が立っていられたら、…その時はもう俺は元のゴロツキじゃない。」 ロッキー、頑張れ!と少年だった私は熱くなりました。 ロッキーのボクシングがあまりに荒唐無稽だとボクシング経験者ならすぐに分かるでしょうが、自身がボクシングを経験した今でもなぜかロッキーのボクシングに熱くなってしまう不思議。 何度も観ているので台詞もカメラワークも全て暗記しちゃっているし、なにより肝心の試合結果が分かっているのに心が燃え上がります。 打たれても打たれても、倒れても倒れても、ロッキーは諦めない。 泣いているように見える姿で「こーいっ!」と…! ロッキー! ロッキー! ロッキー! …そして死闘が終わると、ボロボロになったロッキーが人目もはばからず咆哮する。 常々、私は堂々とロッキーが好きだ、と宣言し続けています。 しかし、おぎやはぎのラジオで「好きな映画なに?」「ロッキー」って答える単純な合コン男について笑っていたり、会社の上司が「一番つまらない映画はロッキーでした」と朝礼で発言したり…。(がっかりしたので俺は退社したのか?) 周りがなんと言おうと、私は映画ロッキーが、ロッキーバルボアという不器用な大男が、心の底から大好きです。逆にあの映画で熱くなれない男なら、そりゃ男という要素が足りないのではないかと思ってしまいます。 「帽子は?」 「愛してる!」 ![]() 僕もロッキーが大好きです☆ 何度打たれても立ち上がる強さ。誰より熱く人間臭いあたり前の男ロッキーに今も憧れてます!! 決してあきらめない挫折しても何度でも立ち上がる人生の姿勢をこの映画を通して自分の人生観が大きく変わったと言っても過言ではないでしょう☆ 好きなシーンはたくさんありますが、中でも一番印象的なシーンはロッキーに世界タイトルマッチの話が舞い込み、気まずくなっていたミッキー(本当は才能を持ちながら埋もらせているロッキーに嫌気がさしていた。)がアパートへ訪ねてきたシーン。これまでのロッキーに対するミッキーの仕打ちに切れるロッキー。 説得虚しくあきらめて帰るミッキーに叫びながら自分の気持ちを叫びながら壁を叩きながら訴えるロッキー。 最後は駆け寄り、そっと肩を抱きミッキーに優しく接するシーン。が一番印象的です。その後のトレーニングに入るシーンや下町の皆がロッキーを応援シーンも良かった。 又音楽では『反射神経』、『バッカスのテーマ』のドラムで始まるあのシーンも好きですね、『フィラデルフィアの夜明け』も最高です。 忘れていました、はじめてトレーニングに出る夜明け前の寝起きのシーンで生卵を五個飲むシーンはど迫力でした。早速真似しましたが出来ませんでした。^^;) とにかく語りだしたらとまらないですねえ~。^^) 高校2年生の青春ど真ん中でした、映画館を出たときからロッキーバルボアになっていました。^^;)自分にとって最高の映画です。 |
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