ボクシングのゲーム、実写でボクシングのバナー(3)

柳光和博

初めてその入場シーンを見たとき
一種独特のオーラを感じた。

一握りの人間だけが放つことのできる
「なにか」
が彼から感じられたのだ。

筆者は期待して試合を凝視した。

軽快なフットワークで常に動き、決して的を絞らせずに
変幻自在のジャブで相手を接近させない…

素晴らしい才能が感じられたのだが、厳しく言えば
「決め手がない」
といった印象だった。

勝者インタビューでは
「次はKOします!」
と宣言していたが
次の試合も同じ内容…。

「危険を冒さずに、判定で勝つ。このスタイルで勝ちつづける!」
彼のそんな意思が感じられた。

実際、その後も判定での連勝を続け
日本タイトル挑戦にこぎつける。

対する王者は輸入ボクサー
スズキ・カバト。
カウンターに威力がある強敵だ。

柳光は念願のタイトルマッチで
序盤から王者のカウンターを次々に浴び
最後まで自分のペースで戦うことができない。

結果、判定での大差敗北…

この敗北で柳光は自分のスタイルに疑問を持ち始める。
突然、ピーカブー・スタイルで試合をしたり
自分自身への試行錯誤を繰り返した。

KOへの強い想いが感じられたが
結果は依然、判定での勝利だった。

平成10年、悩みが解決しないまま、東洋のタイトルに挑む。

東洋王者は世界ランカーでもあり、カマのような強打を持つ
マンゴロー・イシマル。

この試合、筆者にとって非常に印象的だった。

パンチのない柳光が
序盤から果敢にワン・ツーで攻め込んでいく姿は
「最後のつもり」
を充分に予感させた。

序盤のRを確実に取った柳光は中盤
得意のフットワークとジャブで強打をやり過ごす。

微妙に優勢で迎えた11R
肩に当たったパンチでスリップした柳光に、不幸にもダウンが宣告された。

「ダウンなんかじゃない!」

会場はどよめいたが
当の柳光は言い訳ひとつせずに、最終ラウンドまで戦い抜いた。

「ドロー!」

非情の判定に柳光は深くうなだれた。
複雑な想いが駆け巡る…

「俺はやるだけやったのか?」
「いや、もっとやれた?」

… 引 退 な の か ?


悩んだ末に彼は帰ってきた。
後悔のないボクシングをするために…

その目は決意に溢れ、強打者を前に輝きを増していた。

結果、不利を予想された松倉との日本タイトルマッチで
まさかのインファイト!

我々の想像を越えたボクシングを披露したのだった…

久々に「ボクシングって面白いなぁ」と再認識できた名試合。


あの時、感じたオーラは本物だった…





投稿

大阪に住む樋口里花と言います。
柳光君懐かしいー。

実は私、柳光君と中学3年の時クラスメイトだったんです。

とても仲の良いクラスでした。
7年くらい前の同窓会で、
有名なボクサーになってると聞いたけど・・・。

こんなに頑張ってる人が同じクラスだったなんて
嬉しいし光栄です。

今も昔のあだな「ケロッキー」で、私の事覚えててくれるかな?

(樋口里花さん)



投稿

何年前かな
柳光君がまだ日本ランキング4,5位ん時だったと思う。
バイト仲間に柳光君の友達がいて
バイト先によく遊びにきてた

ボクシングの事なんて何も知らない私に
きらきらした目で熱く語ってくれた夢

世界チャンピオンまであとほんの少し

夢を掴める人ってほんの僅かだよね
でもすっごい努力をしてたのを知ってるよ
その努力を怠る事なくまっしぐらに頑張ってきたんだね

ベルトをその手でもぎ取って下さい
当日はこっそり観に行こうと思ってます

(みおッさん)



投稿

わいは大学のときボクシング部やった
わいはよわっちい大学のボクシング部
柳光は近大やった
ようするに近畿でダントツに強いのが近大やった

わいは大学に入ってからボクシングはじめた
柳光は高校時代からランカーだった
でもいちおう同期やねん
わいは1年生やから大阪学生選手権の新人戦に出た
柳光は1年生やけどAトーナメントにでとった

やっぱり抜群にうまかったし、はやかった
わいらの先輩がAトーナメントで勝ちあがって柳光と当たった
わいらの先輩はけっこう強かったからけっこうやるのでは、と思った

けど柳光は余裕で試合しよった

そのころからリングシューズに
「竜虎」
とか書いとった

ほんで結局2ラウンドに嵐のような連打でRSC
わいらの先輩は控え室で
応援に来ていたおんなが来て泣いてしまった

もうちょっと何とかできると思ったんやろと思う

でも柳光ははやかったし、
「ストレートが異常に伸びた」
そうな

「こーんなところから、びよよよんと、打ってきよるからなあ」
というほどだったそうな

ほんでその試合後
わいと別の先輩Kさんらとが廊下におったら
柳光が廊下に出てきて
ほんでそこに柳光のツレがきて
「試合どうやった」とかいって
柳光は
「へへへ負けたウソ」
とかアホ面してしゃべっとって
わいはちょっと柳光が憎らしかった

そしたらそこに柳光の先輩が来て
「おい柳光、お前まだノーファールカップつけとんか?」
といった
それを柳光が答える前に
うちの先輩Kさんが自分にいわれたと勘違いして
「ハイっ!つけてます!」
とめちゃでかい声でゆった
柳光はぽかんとしてこっち見とった
あの顔を見せてあげたいわ現在の柳光ファンに

まあ柳光はそんなこと脳みその隅っこにも覚えてへんやろな
どーでもええことやもんな
でもわいは絶対4年生になったら柳光と試合して、そして勝ったる
と思ってた
今日からライバルや!とか思った

柳光は夢にも知らんやろ
あたりまえやけど

でもわいはその後、脳挫傷になって
柳光と対戦せぬまま終わった
柳光と闘いたかったなーとか思ってたら
柳光がプロデビューした

まさかここまで来るとは思わなんだ

わいが勝手に柳光柳光言える人じゃなくなってきたなあ
実際会ったらしばかれそうやなあ
「お前、だああれやねん!!!」
とか言われてさ
おこわ

わいホンチャンス(徳山)の方がすきやわ
でも柳光がんばれ


(29歳 あいざわ氏)



投稿

僕が京都の大学で、クロスって店で働いてたとき、彼にであった。

歌が結構うまくて、そのころプロのミュージシャン目指してた僕とよく歌うたった。

元気でがんばってるかい?
俺は岡山に帰って今は、銀行員やってます。

テレビでがんばっている君の姿みて、
とても懐かしく、そしてうれしく思いました。

夢を追いかけて、自分に正直な、そんな柳光でいてくれよ。

いつかまた一緒に酒飲めたら、うれしいな。
あの時、よく一緒歌ってたLove is over,まだうったてますか?

とにかく、自分らしく、がんばれ!

岡山の岸本 祐三より
(このメールを、柳光くんに伝えていただけたら、さいわいです)



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