マンボウ フグ目 マンボウ科 | ||
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■地方名 マンボウ、サキザメ ■名前の由来
■分布 北海道以南〜全世界の熱帯域 ■生息地 外洋の表層を移動 ■餌 くらげや甲殻類を食べる。 ■利用 白身(マン肉)、赤肉、腸(コワダ)、肝臓(油)、卵巣(茶袋)などの部位ごとに解体する。
コワダ(腸)は、茹でてから小さく切り、酢味噌で食べるのが一般的だが、串焼きなどでもうまい。 刺身はこちら マンボウ 6/27 |
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■ブログより転載 マンボウ アングラな魚日記 マンボウは沖で白身の肉、赤身の肉、腸(こわだ)、卵巣(茶袋)、肝に切り分けられて水揚げされます。殆どのマンボウが沖で切り分けられるのは、マンボウが縁起物であり裏を返せばアヤ物であることに起因しています。これは全国の漁師さんにも見られ、姿のまま陸に上げてはいけないという因習がそうさせているようです。 マンボウをちょっと紐解いてみましょうか。 マンボウのマンは、「よろず」つまり万の字を当て、大漁の意味を持たせています。これはマンボウが、沖の潮目にいるクラゲを主食にしているため、よく潮目に出現するためです。この潮目にはカツオなどが大群で押し寄せることが多く、マンボウの出現=大漁の予感であった為のようです。三重県では「マンボウはカツオが万本(まんぼん)捕れる」と言われていたし、岩手県の大槌では「まんぼう様」と敬称を付けて呼んでいます。マンボウを見つけたら「大漁の予感」を銛で突き、船に上げて自分達に大漁を呼び込んできたんでしょう。 だから逆に、銛で突き損ね取り逃がしてしまうと「不漁」・・・さらに、銛の先端の金物(かなもの)を海に落としてしまうと良くないと言われていて、これまた「不漁」・・・漁師というのは、なかなか難しい世界のようです。 マンボウを姿のまま陸に上げてはいけないという因習はどういう事かと言えば、沖では「大漁の予感」であったのに対し、陸(おか)では豊作ではなくて・・・おなかに子供のいる妊婦さんをさしていて、双方が合間見えると昔から「妊婦が見ると鮫肌の子供が生まれる」といわれていた事によります。マンボウの肌はざらざらして鮫肌そのものだから、ある意味、妊婦さんに気を使っていたんでしょうね。 うちのお客さんは、マンボウの白身がまるでカニカマのように指で簡単に割けるから「サキザメ」(割きざめ)と呼んでます。この呼ばれ方をみても「鮫肌」であることが分かるのではないでしょうか。 |
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■YouTube - まんぼう 2007年06月09日
気仙沼魚市場に水揚げされたマンボウです。
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