バッテリーケーブルクイックリリースの巻
いえい!
どんな車でもそうだと思いますが、しばらく車に乗らないとバッテリーがあがってしまうのではないかと心配になります。
かくいうおいちゃんも、ロドスタに乗らないときは、バッテリーケーブルをこまめに端子から外すなどしていますが、これが意外と面倒くさいのです。
まあ、作業的には10mmのラチェットなどでケーブル側のナットを緩めてやるだけなのですが、
この作業のためにわざわざトランクの中にコマのついたラチェットを常駐させておかないといけないし、
暗い中での作業はなかなかはかどりません。
で、ついつい外すことを忘れて(意図的にやらずに)しばらくそのままにしておいて、結果、バッテリーが弱ってる。みたいなことが過去にありました。
こういう事態をなくすために何とかしたいなあ、と常々思っていました。
もちろん、市販には「バッテリー・キル・スイッチ」なるものがあってダイアルを回すだけでOKなものもありますが、
その機能のためだけに数千円の出費はどうにも決断がつきません。
そんなこんなでしばらくはアイデアを練っていたのですが、この前、突然に閃いたのです。
これ、イケるんじゃない?と。
早速試してみれば、おお!これはイイ!!てな具合だったので、ここで紹介してみたいと思います。(長い前フリだなあ・・・)
通常、バッテリーケーブルと端子はこんな感じに、ボルトとナットでクランプを締め付けるように固定されています。
こいつを、これに変えてやります。
「おや?どっかで見たことのある部品だ」と思われた方は鋭い!
これは自転車でよく見る部品ですね。つまり、コレ。
スポーツ車などのサドル固定に使うクイックリリースの部品です。
これは、以前に自転車をゴミに出すときに「何かに使えるんじゃないか」と思ってとっておいたものです。
(この考え方が、家のかなにゴミ的なものが増えていく理由なのですが、それはまあ置いといて。)
思いついたら吉日!さっさと作業を進めます。
もとのボルト&ナットと比べると、締め付け幅が広すぎるので、スペーサーとしてナットを2つほど入れてやります。
そこで仮組み。
おお!いい感じじゃないですか!!
パイルダー、オーン!!
(魂の叫び)
着けて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・締める!!
完璧だ!!
構想数年、製作10分(笑)。
ついに、長年の夢(?)がかないました。
当然、緩めればすぐに取り外せます。
こんなふうに。
安全面で言えばこのパーツの素材は「樹脂」のほうがいいんでしょうが、私個人的にはあまり気になりません。
自分で言うのも何ですが、これ売れるんじゃない?
いやあ、最近ロドスタに乗れてないし、ネタもなかったのですが、今回のいじりは個人的にも「してやったり」感があって、
とてもいいストレス発散になりました。
バッテリーケーブルを頻繁に外したりする方には、とってもオススメのメニューで且つ、安くすむのでオススメです。
お試しあれ。
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