リヤブレーキパッドの「Mバネ」代替品の巻!
こいつを探して幾千里・・・。
今回は、ロドスタで走りを楽しんでいる向きなら、一度は無くしたことがあるのではないかと思われる、あの「Mバネ」の話です。
パッドとローターのクリアランスを積極的に確保するためのパーツかとは思いますが、こいつを最初に外さずにパット交換
に取り組んだが最後、72%以上の確立でどこかへ飛んで行ってしまい、
ガレージ内での作業ならまだしも、アスファルトや地べたなら、「紛失すること風の如く」で、
がんばって捜索しても、なぜか発見率はかなり低い代物です。
で、おいちゃんもこの例に漏れず、左リヤのMバネが1つ行方不明になって久しいのですが、
かなり長い間この代替用品を探していました。
正規で入手しようとすれば、「マツダ純正ブレーキパッド」を1セット買うか、
マルハモータースでMバネを取り扱っているものを買えばよいと聞いた事もありますが、
いずれにせよ、どちらも手を出すつもりはありません。笑。
んで、何かの折にホームセンターへ行ったときには、何気に代替品を探してみたりしていたのですが、
つい先日、運命の出会いがありました。
それがこちら。
運命の出会いはホームセンターではありませんでした。
これだけ見て何の部品か、分かった人はある意味すごいです。
これの元の状態がこちら。
さて、何でしょう?
実はこれ、100円ショップに売っているもので、本来はクリップ状になっており、これに好きな布をはさんで、輪っかの
部分に伸縮性の棒を通せば、簡単なカーテンとして使えるという物です。
こんな感じで使うもの。
このクリップが、Mバネの代替品にぴったりでは?と思い、奥さんの制止も聞かずクリップを分解し、実際に大きさを比べたところ、
まさかのジャストサイズ!
幅、高さ、バネレート(笑)
すべてにおいて純正品と同等では無いですか!
では、早速取り付けてみましょう。
上側 下側
唯一の懸念はバネ形状が「M」が「O」になっていることでしたが、取り付けてみると、
バネレートが大きく減衰されることもなく、バネとしての機能は十分に果たしている様子。
あとは、このままの形状だとすこし外れやすそうだったので、「手」の部分(端っこ部分のL字型部分のこと)を
若干上に曲げてやって、固定しやすくしてやり取り付けて終了。
純正「Mバネ」と比べれば見た目はあまり良くないですが、コストパフォーマンスは最強でしょう。
なにせ、100円で8個は手にはいるものですから。
これで、これからはMバネは無くし放題ですし、行方不明捜索にかかる時間も短縮されるってものです。
まだ、耐久テストは行っていませんが、おそらく問題ないでしょう。
おいちゃんのようにMバネがどこかへ行ってしまったロドスタ乗りのみなさん、よかったらお試しくださいな。
ただし、自己責任でお願いしますね。