7月26日(土曜日)〜2日目:船内


京都府舞鶴港→日本海→北海道小樽港


炊いた肉






 船室のクーラーが効き過ぎていて寒さで目がさめる。
とはいっても、もう8時である。風呂に入って完全に目を覚ましてから、フェリー内を探索してみる。
おうっ!プールまであるじゃん。 小さいけど。

甲板上はかなり風がキツイ。波も白くなっているところがあって、昨日同様荒れ気味の海である。
朝食は昨夜のチップスターの残りとお茶で済ませたが、昼をどうしようか迷うところではある。
売店に行ってもカロリーメイトはすでに売り切れ。仕方が無いので菓子パンを買ってしのぐことにする。
ちょいとわびしい気もするが、今回の旅でダイエットも兼ねようと思っているので 、ちょうど良いかもしれない。(と、自分を納得させてみたりする)


 じつは昨日からの船の揺れで若干船酔い気味。
完全に酔ってしまう前に、酔い止め (ウイスキー)を飲みながらまったりと時間をつぶす・・・。
いやあ、こんなのんびりした時間の使い方はひさしぶりだじょ。

船尾方向  
いやぁでかい船です。



船内のイベントとしてビンゴ大会をやるというので、昨夜知り合ったライダーと一緒に行ってみることにした。
参加者のほとんどが景品をもらえる中で、おいちゃんは新日本海フェリーロゴ入りのビニール製防水袋を GET
うーん、レア物。おまけにツーリングでもかさばらないし便利である。

 船内では他にもテレビでのビデオ放映など行なっていて、乗客を飽きさせないよう工夫がしてある。が、放映メニューがおいちゃんの好みでは無かったので、 またもや持参のウイスキーをちびちびやりながらまったりとした時間を過ごすことにする。

昼風呂にも入るが、船の揺れで湯船のお湯がさながら「波の出るプール」のようになっていた。その波に揺られながら北海道上陸後のルートを色々考えてみる。

「さてさてどうしようか。やっぱり海岸線を走るのが走破感はあるなあ・・・。」

などとぼんやり考える。

すいへいせん  
ぼんやりと。




考えがまとまらぬまま夕食の時間になる。
せっかくなので夕食は、話のタネに船内食堂で食べてみることにした。ライス+カレイの塩焼き+味噌汁で750円也。
味は・・・特においしくもまずくも無く普通だった。

食後は昨夜と同じメンバーで北海道上陸後のプランについて話し合ったり情報交換をする。
おいちゃんのように行き当たりばったりのツーリングをする人もいれば、通過経路と観光地をしっかり抑 えてプランニングしている人 もいる。
いろんな旅の仕方があるんだなあと改めて思った。


船内放送では北海道の気温は15℃だとか。翌朝は4時に小樽着であるため、早めに寝ることにした。
寒くても雨さえ降らなければ良いと思いながら眠りについた。

ゆうひ

日本海に沈む夕日



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