さてさて、無事ミーティングも終わり、小雨が降ったりやんだりする中を、てろてろと今夜の宿泊所(女神
湖)まで走ります。
何だかお役目を終えた疲労感でマッタリとしていて、ともすれば「センターライン」をはみ出して走ってしまうような勢いもあったりと、(眠いだけ
行き(女神湖〜軽井沢)の状態とほとんど変わらない状態で運転していきます・・・。
・・・あたりもぼちぼち薄暗くなってきた頃にようやく「女神湖」に到着。そしてペンション「ダニエル・ハウス」
へたどり着きました。
ここは以前、やはり軽井沢ミーティングでニーレックスの「新見社長」と「縫部さん」が宿泊したところとのこと。
「女神湖の辺は気持ちがいいんジャケー、寄り道してきんさい。」
との新見社長のお言葉に甘えて、おいちゃんの人生初の
ペンション泊を経験させてもらうことが出来ました。(^^)
灯りがいいんっすよ。また。
この日は、日曜日ということもあってか 、宿泊客おいちゃんたち4人だけでした。
おかげでのんびりと、ホームステイのような雰囲気で泊まることが出来ましたよ。(^^)
岡村さんちょい怖いっすよ。 縫部さんお疲れさんです。 なかうえ君、ワイン一
気飲みっすか?
二部屋借りて、一息ついてから夕食です。
心地よく疲れた体に、ワイン がおいしいのです。ココ数日間でいちばんゆっくりした時間が、とろとろと流れていきました。
料理はフランス料理風(?)のコース料理で、これまた工夫が効いていてとてもおいしかったですよ。
オーナーの作る料理、奥さんの給仕、息子さん(2歳)の接待。(^^;) いずれもイイ感じです。
食事の後は、オーナーの方としばしお話をしました。
このペンションには車関係の仕事をしている方も多く泊まられるようで、オーナーさん自信も結構、そういうのが好きみたいです。(^^)
で、この後は例によって部屋でウダウダと語りながら飲みましたが、この日は縫部さんが先にダウンしてしまったので
意外に早くお開きとなりました。(夜中に復活されたらしいですが。(^^;)
そうそう、夜には雷を伴った雨が降り始め、明日の天気を心配させました。・・・おいちゃんは自他共に認める
「雨男」な
のだ。(^^;)
で、翌朝。
やっぱり天気は良くないですぅ。
依然降ったり止んだりしています。でも、何だか「高
原の雨」
って感じです。・・・そう思えるだけ?(^^;)
昨日のお部屋で朝食です。
ワインがおいしいので買って帰りました。
毎朝、朝食を撮りながらこんな景色が見られたら、心も体も爽やかになるだろうなあ。なんだかうらやましいです。(^^)
そうそう、朝食と一緒にいただいたワインがまたおいしくって、ついついゆっくしりてしまいました。
んー、また来たいですね。
結局、このペンションを出発したのは11時。
特に予定はないからいいんだけど、今日中に広島につけるかちょい心配。(^^;)
曇天の女神湖です。
冬には厚さ60cmの氷が全面に張るらしく、氷上でのドライビングレッスンとかあるそうです。うーん楽しそう。
「氷上レース」「氷上ジムカーナ」
・・・いい響きだ。(^^) やりてえ。
ココから直接高速道路に乗っても面白くも何ともないのでちょっとドライブを。
ビーナスラインを走ってみます。
路面はウエット&ドライで微妙なコンディションでしたが、新見社長のお薦めどおり「最高のワインディング」が目白押しでした。
標高が高いので、車がちょっと重たく感じるのがたまに傷でしたが、エキゾーストノートが
「コホーンッ」 と乾いた音を奏でるので
とても気持ちがいいのだ。(^^)
下界は雲が多いけど山の上は、晴れたてましたね。
いい異眺めです。場所は霧ヶ峰付近。
ロケーションがいいんっすよ。まじで。ピーカンだったら最高だろうなあ。
あんまり道がいいので、ついついペースも速まりがち。
そしていつの間にやら「追っかけっこ」
状態に!(んー、当然かもしんない。笑。
ウエット路面でもぐいぐい前にでるニーレックスデモカーのNB。
車高を落としてもなお、ストロークが確保できる足回りがすばらしいっす。プリロード調整式のアッパーマウントの威力かっ!
バンピーな路面でもきっちりと接地して車が前にでる足回り。コイツはグレイトっすよー。・・・まじ欲しいっす。
にょーっ!
すべるっつーの!
・・・こんな感じであの辺のワインディングを「楽しく快適に」
走り、長野県は岡谷インターから高速へ上がりました。
やれやれ、これであとは巡航スピードで帰るだけ・・・・
と
思ったその時、予想もしない出来事がっ!!
こんなんばっかし。
中央自動車道の中津川トンネル(9キロくらいあるのだ)を過ぎ、おいちゃんの先頭で「うねーっ、うねーっ」とした高
速ワインディングを
「スムーズかつ快適な速度」で巡航中、ふと気が付くと、後ろにライトをつけた白のクラウンが、いつの間にかおいちゃんの車にべたづけ。
「!」
と思ったけどもう遅い。天井からパトライトが出現し、
「フィーン!」
とひと鳴き。
「やられたっ!」
とっさに左の走行車線に寄り、ほとんどフルブレーキング。
もちろん「時すでに遅し」で、追い越し車線からクラウンがおいちゃんを抜いて行き
「ついてこい」の指示がでる。
・・・マジですか・・・。
発見時およそ150km/h。バス通勤を覚悟した。
ぎょー、ついさっき新見社長から「ゆっく帰りんさいよ。」と注意されたばかりなのにぃーっ。はあっ。
高速道路の路側帯に停車し、速やかに「覆面パトカー」の中へ。
「ずいぶん急いでた?」
「はい、まあ。」
(こっちは広島まで帰らなきゃなんないの。遠いの。
急ぐの。分かるでしょ。)
「にいさん、ずいぶん走ってたし、まともに測る(計測する)と免許証なくなっちゃ
うからねーぇ。
そうなると、イヤでしょ。ま、兄さんすぐ気がついたみたいだし、ブレーキ踏んでからしか測ってないから。」
「そ、そうなんすか?」
「でもこれだけはでてたからね。はい見て。」(デジタル表示板には116kmの文字が。)
「これで、減点3点の35,000円の罰金になるからね。まー、同じスピードで走っててもどうしても前だけ捕まえることになるからね。
同じ広島ナンバーの車にも、あとでちゃんと気をつけるように言っといてね。はい、じゃもういいよ。」
「・・・どうもスンマセンでした・・・。」
まあ、こんな感じで、「クー
ル&ドライ」に事はすんだのでした。高原の連中はみんなこんなにアッサリなのかっ?(^^;)
うう、それにしても3.5人諭吉は痛い・・・。しかぁし、おいちゃんはタダで転ばない!
「覆面パトカーのパトライトの起動は「エア」でやっているんだな」、とか
「リヤシートのヘッドレスト部分に電光表示板が隠れているんだな」とか
「あ、ちゃんと5速のマニュアルなんだ。クラウンでそんな設定あったんだ?」とか
いろいろ観察してきたのだ!・・・むなしい・・・。
・・・ パトライトの駆動はどうやら「エア」らしい。
というのも、一般の車での「肘掛兼小物入れ」の部分からホースが出ていて、天井の丸い出っ張り「パトライト収納部分」に繋がっていたのだ。
捕り物をした後は邪魔になるので、天井の部分からホースを「キョポッ」みたいな感じで抜いて、違反者に切符やら書類やらを渡しやすくする、
・・・こういった構造みたいだった。
捕まったことは仕方がない。速度オーバーは事実だし、つかまった場合はこうなることを覚悟して走っていたのだから。
しかし、ここでひとつの疑問が持ち上がる。
やつら・・もとい、「おまわりさんはどこから現れたのか?」
ということである。
ネット上でこんなことを言うのもアレだけど、車を抜く際には必ずナンバー、乗車人数、車種等を確認しながら抜いていた。
岡谷からこっち、白のクラウンなぞ抜いていないし、NBを運転していた岡村さんも同意見だった。
また、彼らが隠れていられそうな場所もなかったし、トンネルの前後に基地のようなものはあったが、車は一台も止まっていなかった。
さらに、おいちゃん、岡村さんともども、20秒間隔ぐらいにはバックミラーでチェックをしていたのだが、つかまる寸前に見たときには
その影すら目に付かなかった。
これらのことを総合的に判断すると、
@かなり後ろから「相当のスピード」で追い上げてきた。
A実は中央分離帯の地下に基地があり、そこから出動してきた。
B映画「タクシー」のように、途中の基地で色を塗り替えて追いかけてきた。
ぐらいのことしか思いつかない。まあ、現実的なのは@しかないのだけれど。
いやあ、でもあっという間でしたわ。ははは。
みんなも気をつけましょう。
この後は、安全運転で「スムーズかつ快適な速度」
を保ちつつ帰りました。
途中、バカなトラック運転手にあわやつぶされて死にかけた、なーんてこともあったけど、小さいちいさい、そんなこと。
(追い越し車線走行中、走行車線からウインカー無しでいきなり車線変更してくるトレーラー。中央分離帯とはさまれてつぶれるかと
思ったけど、フルブレーキングで回避。でもRSのノーズ部分は、トレーラーの最後部に少し潜り込んだ感じになっていたけど。トレーラーの
荷台がもう少しでも低かったら、運転手(なかうえ君)が上手でなかったら、大事故になっていました。よっぽど絡んでやろうかとも思ったけど
バカを相手にしていてもこっちが疲れるのでやめました。みんなもバカな運転手には気をつけましょう。)
と、いうことで、何とか無事広島に帰り着く事が出来ました。(^^;)
到着時刻は21:30分。ペンションを出てから10時間がたっていました。
色々あったけど生きて帰れてよかったす。(^^)
(回想)
おいちゃんは軽井沢が好き
になりました。(見事に敵の術中にはまってるし。)
ミーティングがどうこうは二の次で、なんかあの辺の雰囲気がとっても好きになりました。
年に一度くらいは、ああいうところに行って、ちょっとのんびりするのも悪くないと思いましたよ。
ただ、一人で車に乗っていこうとすると体力的にも金銭的にも辛いので、最低でも二人で行く必要があるでしょうね。
高速代往復:約30,000円
燃料代往復:約25,000円
宿泊代:約30,000円(二泊三日)
国庫金:35,000円(必要ない場合アリ。)
その他食費等・・・。
この様子だと、来年も多分行くでしょうね。(^^;)