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初公開!我、師匠。
2002/10/
声の低音が渋すぎるのだ。(^^)
=舟木淳=
CBC放送劇団出身。退団後、舞台活動を中心に、NHK・民放のラジオ・テレビにも数多く出演。
その後、俳優の養成、プロデュース、演出の分野にも活動を広げる他、中部地方の高校演劇、朗読、演劇などの講師、
それらの活動の指導、大学の非常勤講師も務める。劇団ふなきスタジオの創設者。
この先生にどれだけ教えられただろうか。
決して説教や講義でもなく、
普通にとつとつと語るその言葉に
底知れぬ説得力とやさしさが隠れている。
おいちゃんのこれまでの人生の中で
唯一「恩師」と言えるの方です。
※舟木ゼミとは?
おいちゃんが通っていた「日本福祉大学福祉学科」においても異色の存在だった。
「『福祉』という学問はあってかまわない。しかしその考え方は日常生活の
いたるところになくてはならない。森の中に入って心のリフレッシュする『森林浴』。
それと同様に、詩(歌)や音楽、演劇といったものでも心のリフレッシュができるものだ。
これを『芸能浴』と呼ぼう。本来、芸能とはそうしたものである。」
という、考え方のゼミであり、先生だった。
大学3年では、「詩」の朗読を発表し、
大学4年では自作ストーリーでの演劇発表を卒業論文とした。
私達の卒業公演の年にはちょうど阪神大震災がおこったが、
この地震で被害を受けた人たちからの
公演依頼もあったりと、予想外の反響だった。
・・・いや、予想外ではなくこれこそが『芸能浴』である。
震災被害を受け精神的にもダメージをうけた人たちが
自分達のできそこないのような「演劇」でも見たいと言ってくれた。
震災で足りなかったもの。
水や食料といった「物資」もそうだろう。
だが、知り合いの当事者から聞けば、とにかく「笑いたかった」と。
なんでもいいから「心から笑ったり、感動したかった」のだと聞いた。
人の心の根本には、やはり「芸能浴」により「精神的安定」を求める
潜在的なものがあると確信した。
「身体的(外見的)」なモノだけが福祉ではない。
「ココロ」があってこその人間なのだ。
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