【北極連邦概略】

北極連邦の謎 北極連邦年表

地球の北極圏及び周辺の島々を領土とする国家。通貨は一応USドル。
1946年のどこかに各国の亡命者たちが集まってできた国家です。企業などがありどこか資本主義的な一面もありますが、賃金と言う概念はあまりなく(でも一応もらいます)、仕事をする代わりに衣食住を保障する、というのが主な方式です。でも金銭の概念はちゃんとあります。支給される以上の物資が欲しい場合は、お金をもって市場か商店街のような役所に行きます。店は全部公営です。なお企業も全て公営で、競争させて技術開発を促進する目的で複数の企業があります。 人口は亡命者の他開拓に出てきた人間・領土に元々住んでいた人たちなどあわせて約5000万人と結構多いですが、人口密度は低いです。

北極連邦の産業は主に工業であり、その資源は海底資源や雪の下に埋もれていて今まで発掘されなかった鉱石などを使うことで完全に自給自足を実現しており、また食物に関しても野菜のビニール栽培などによって自給自足に成功しています。軍需産業も盛んであり、同盟国である神聖電子帝国に対しては空軍が空母を輸出したりもしました。各国の亡命者が集まって知恵を寄せ合って開発に当たるため技術力は非常に高く、まさに「北極連邦の技術力は世界一ぃぃぃぃ!!!」と叫んでも構わないような状態になっています。

主な居住地や施設などの多くは氷をくりぬいて作った地下都市型であり、光は全て太陽光発電などでの照明でまかなわれています。だって外出ると寒いし(笑)主な交通機関は排気ガスを出さない燃料電池の車と、海底トンネルも作られたリニアです。何せ地下なので航空機を飛ばせず、従来のガソリン自動車も使えないため、この分野は急ピッチで開発れ、80年代には実用化されていました。

北極圏と言う地理上、アメリカ・ロシア共に核戦力の鍵になる土地として常に虎視眈々と狙われているので、それに拮抗できるだけの戦力は持っています。北極連邦軍は正式名「北極連邦国防軍(略称AFDF)」で、陸海空軍から成り、そのうち最も国民に親しみがあるのが海軍です。最もパッとしないのが陸軍です。どこかおかしいのが空軍です。軍についての詳しいことはそちらの記事の方をお読みください。 1990年代前半から地球に降り始めた隕石に対応するために空軍はそれようの装備を開発し、今も隕石迎撃に当たっています。国土の様々なところに迎撃用の基地があり、またトライデントと呼ばれる非常に強力な対隕石ミサイルや、MiG-25改といった成層圏も飛べるロケットエンジン搭載戦闘機、そして軌道上の衛星兵器などが「それようの装備」にあたります。 そして我が軍では人型司令電算機の実用化に成功しており、空軍の一号機「文月」の他空軍「水無月」、海軍「村雨」「霧雨」といった司令電算機がおり、彼女らによってきわめて高い戦闘能力を我が軍は得ています。

正規軍の他に、「防衛隊(名称北極連邦防衛隊 略称AFSDF)」と呼ばれる独自の組織が存在します。防衛隊は正規軍よりも低い基準で動くことが可能で、小規模の事件や救助、災害派遣などで活躍します。 ・陸上防衛隊…軍よりも低い基準で出動できて、各地の地域に密着している武装警察。災害派遣と地方の治安維持を主に行っているが、時には対テロ措置に出動する。主力は装甲車だが、少数の戦車も有する ・海上防衛隊…沿岸部の哨戒や不審船取締り、海洋救助を主な任務にする。巡視船の他ヘリ空母(ヘリコプター搭載巡視艦)や「隼」級ミサイル艇も配備されており、「下手な海軍より強い」ともっぱらの噂 ・航空防衛隊…哨戒活動を主にしている。任務は実は正規軍とあまり変わりないが、装備は旧式の場合が多い。


Last-modified: 2010-03-21 21:28:03