地球の大気は約500kmの厚さがあり、全体の約78%が窒素、
約21%が酸素、アルゴン0.9%残りは二酸化炭素0.037%など
でできています。
最近、大気汚染により二酸化炭素がふえ、大気のバランスが
くずれてきています。宇宙から見るととてもよく観測できます。

温暖化の原因となっている物質の圧倒的多数を占めている存在が、
大気全体からみると小さな比率しかもたないこの二酸化炭素だった
ということなのです。
ここ20年の間に約40ppm(0.004%)増えていたことが分かります。
このシェアの小さな二酸化炭素のミクロな増加が、地表では平均気
温の上昇、氷山の崩落、氷河の後退、大洪水、台風の勢力拡大、
土石流、海面水位の上昇、山火事などのマクロな変化を引き起すよ
うになりました。
地球の対流圏付近にできていた温度調節のシステムが、エネルギーを大量生産するという(人為的な)「メカニズム」の影響を受けて強められ、これまで穏やかだった気候の変遷を不安定なものにしているのです。

ちょうどジェット飛行機が飛ぶ
    地上約10キロメートル

富士山3.776m

オゾン層

流れ星

オーロラ

一般的な宇宙空間の境
    100キロメートル

国際宇宙ステーション(ISS)
    400キロメートル周回

〈大気圏〉

〈成層圏〉

2003年7月15日、ISSから撮影された熱帯性低気圧から成長したクローデットハリケーン

2003年7月21日にISSから撮影された宇宙から見た太平洋上の夕映え

2001年12月にSTS108エンデバー号クルーによって撮影された大気光学現象です。

STS-59が、1994年4月に撮影した本州南部と四国の様子〈右〉

参考資料:
JAXA宇宙映像館ホームページより

2001年、国際宇宙ステーション(ISS)から見た地球映像、日本列島/中国、四国、関西、近畿、北陸地方など 〈左〉

スペースシャトル

スペースシャトル

宇宙から撮影された南極のオーロラ2005年9月11日人口衛星写真 NASA

ISS

ジェット機

〈対流圏〉

宇宙から

NDB