label1
Paph. Triple Diamonds
(Hellas x Psyche)
1997年村松?氏の登録
ぱっと見た時に整形花とブラキの組み合わせだと言う
のはわかったのですが、検索して驚きましたね。 個
人的に注目している Psyche (niveum x bellatulum) が
交配親として使われています。花は小さいものの、花
の形は非常にバランス良く整っていました。今回の蘭
展で印象に残った花の一つです。
label2
Paph. Thunder Cloud
(Ma Belle x Night Thunder)
これもセクション間だろうとはわかったものの、やはり
検索してビックリ! 以前、ブログでセクション間交配
は F2がなかなか出ないと書きましたが、既にこのよう
な花が咲いています。カラーブレイクがおきてはいる
ものの、花が大きく新たな可能性を感じました。
※あまり地元の蘭展に不満は言いたくないのですが、
今年はイラッとさせられる事がいくつもありました。
花が真下を向いていたり、ネームプレートを完全
に差し間違えていたり、品種名の誤字・脱字も例
年以上にひどかった。 少なくともネームプレート
に関しては蘭の知識がわかる方での対応をお願
いしたいものです。また、入賞花以外の株に対し
ても本州からわざわざ送っていただく方々のため
に、誠意ある対応をお願いいたします。
label3
Paph. ?
品種名は「Bruno 'Model'」となっていましたが、明らか
な誤り。 迷いましたが株の作りは今回出品されたパ
フィオの中でも抜きん出ていたので掲載いたしました。
これが原因で審査対象にならなかったとしたら非常に
残念です。
label4
Paph. Freckles 'White Sapphire'
(Burleigh Mohur x F. C. Puddle)
label5先に紹介した 2つは、言わば交配としては新しいもの
ですが、この花と下の花は逆に新たな育種の幕
開けとなった先駆けのような品種です。
label6
Paph. Fleckles 'Show Stopper' AM/AOS
(Burleigh Mohur x F. C. Puddle)
向かって右側のペタルの傷みが残念。 我が家に
あるこの品種は 'Josper Glow' と 'Sprite'。 実は
結構いろんな個体があるようです。
label7
Paph. Russ Palmer
(Valerie Tonkin 'St. Louis' x Ice Castle
'Dreamer')
Ice Castle = White Castle x Skip Bartlett
一方、こちらは最先端の交配になります。私から
すると、もうこれ以上改良のしようが無いと感じま
すが・・・。今後は花を大きくしていくのでしょうか。
いずれにしても素晴らしい花でした。