雲南・水の張る棚田絶景と大羊街の旅
 紅河の棚田ツアーを見つけ早速参加した。元陽の近くだが、今迄ツアーは殆どなかったように思う。ここのハニ族の民族衣装は短パン。これも興味深々。(笑)
 おまけに、昨年訪れた中国で一番美しい村「丹巴」に続いて美しい村「大羊街」にあるらしい。

 愛知に住んでいながらセントレアの国際線は一度も使ったことがなかったが、始めてセントレアから発着。乗継だけながら北京空港も始めて。中国国際航空の使用も始めてと始めてづくしの部分もあり、これも多少興味あり。(結果的には北京乗継も帰りは4時間待ち、中国国際航空も機体は古いし、国内線は座席も狭く・・・・)

 棚田は元陽に引けを取らないほど雄大だ。(雲南の棚田はどこも雄大ではあるが)ただ、絵図ら的には元陽(猛品)が一番好きだが。
日程(2012.3.13発)
日次 コ  ー  ス 宿泊地
1 中部国際→(中国国際航空)→北京→(中国国際航空)→昆明 昆明・金龍飯店
2 昆明→紅河 紅河・紅河同心酒店
3 紅河 紅河・紅河同心酒店
4 紅河 紅河・紅河同心酒店
5 紅河→建水 建水・朱家花園
6 建水→昆明 昆明・金龍飯店
7 昆明→(中国国際航空)→北京→(中国国際航空)→中部国際



(ワールド航空サービスのバンフレットより)
@ 2012.03.13(火) 中部国際→(中国国際航空)→北京→(中国国際航空)→昆明
 中部国際空港の国際線は始めての体験。やはり家から近いのは便利。北京から昆明は座席が大変狭い。格安航空もこんなもんではないだろうか。名古屋〜北京よりも時間がかかるのでこれは苦痛。

 昆明のホテルも7年前に泊ったはずのホテルなのだが全く記憶にない。ホテルや食事は全くと言っていいほど写さないので、手元に残してある資料だけからなのだが。
A 2012.03.14(水) 昆明→紅河
紅河ハニ族

 今日は昆明から紅河への移動だが、中国も高速道路が増えて随分時間が短縮出来るようになった。

 紅河の町もまだまだハニ族が民族衣装を着てはいる。ただ、民族衣装を着てるのは年寄ばかりで、若者や子供は殆んど着ていない。やはり近代化の波はこんな所まで来ている。
B 2012.03.15(木) 紅河
桂東棚田マサバ棚田他撒(タサ)棚田
龍甲村ハニ族

 今日はいよい棚田の撮影。夜明けから夕方まで目一杯のスケジュールだが、日程的に今日一日だけ。(撮影旅行ではないので仕方ない)


 朝方は
桂東棚田。ここは300メートル位とのことだが歩いて撮影ポジションに向かう。(行きはよいよい帰りは・・・で、上りは本当にきつかった)
 日の出の太陽はもう一つだし、雲海がすご過ぎて。雲の下は棚田らしいが全く見えず、雲海の上だけが顔を覗かせている。

 途中の棚田で現地ガイドのお姉さんをを撮影。彼女は
イ族で民族衣装を着てモデルに変身。(笑)

 ハニ族の村
龍甲村を訪れたが、ここは村人が写真を嫌がる人が多かった。まあ、タイミングもあるんだろうがハニ族は随分写してあるので無理はせず。

 日中は
マサバ棚田。雄大なことは確かだが霞がかかって思うような写真は撮れない。この時期雲南はもう春真っ盛り、日本の花曇りに近い天気。乾季ということもあり空中のチリも多いのだろう。やはりもう1〜2ヶ月早く来たほうが良さそうだ。

 所々撮影しながら他撒(タサ)棚田に。夕日の撮影ポイントらしいが、太陽はかなり北に沈んで棚田と角度が合わない。やはりここももっと南よりに沈む時期のほうが良さそうだ。
C 2012.03.16(金) 紅河
浦馬村奕車(イシャ)ハニ族

 丹巴に続き中国第2の美しい村「大羊街」に。昨年丹巴に行ったけど、ここは美しいといわれるポイントを数ヶ所撮影した。そんなイメージがあったので混乱したのだが、どうやら「大羊街」はもっと広い一帯を指すようで、結果的にビュウーポイントを撮影したのかしないのか?(笑)

 まあ、そんなことは構わないがハニ族には幻滅。というのは短パンの衣装はすべてヤラセ、ツアー会社が雇ったモデルで貴州省の歓迎式スタイル。始めから歓迎式スタイルを分かっていたら「それなりに」なんだが。期待しすぎてしまった。
D 2011.03.17(土) 紅河→建水
 南紗を経由して建水に。
 せっかく近くを通るので、建水など行かず元陽の棚田にでも行ってくれたほうが良いのだが仕方ない。建水はカメラはしまい込んでツアーの一行についてのんびりと散策。

 宿泊は朱家花園。(写真右)
 文化財なのだが宿泊設備もある。かっての古豪の住居と言うことだが、さすが中国、広大な敷地に多くの建物に圧倒される。
 敷地が広いので迷ってしまい自分の部屋にたどり着けないときも。(泣)
E 2012.03.18(日) 建水→昆明
 午前中はツアーの一行は建水市内の散策だが、自分はパス。今回使った旅行社は随分ゆったりとした日程だ。まあ、参加者は年寄りばかりだから丁度良いかもしれないが、S社、Y社だって年寄りばかり。
 故に昆明にもかなり早い時間に到着。
F 2012.03.19(月) 昆明→(中国国際航空)→北京→(中国国際航空)→中部国際
 一日かかって帰国。
 昆明〜北京間は往きは大変狭い座席だったが、帰路の機体は少しばかり広い。
 
 北京では乗継で四時間待ち。日本への飛行時間よりも長い。昆明には広州経由にしてほしいのだが、料金の関係だろう。

 時間は予定通り。往きも帰りもあまり遅れず、中国の飛行機も随分正確になった。
 
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