道路でふれあおう


「ふれあい通り」

青森県むつ市

 むつ市の飲食店街です。通りの正面に田名部神社という由緒正しい神社があります。説明板によれば、この通りは昔から「神みち」とよばれていたそうです。
 「ふれあい」物件の命名過程を探る上でも、この説明板は貴重な資料の一つです。
「『明るく健康で活力のある街づくり』の一環として、(中略)明るく健康的な飲食店街をイメージし『ふれあい通り』と命名致しました」
とのことです。
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もし、
「町内会の人たちは、この街が暗くて不健康で活力ないから、せめて通りの名前だけでも親しみのある名称にしようと思ってこの名前をつけたんだけど、逆に陳腐で野暮ったい上に、『ふれあい』という言葉から風俗店のイメージが連想されてしまって、悔しいんだけどそれが実体だから『まあ、いいか』と開き直ってるのかな」
なんて思う人がいたら、その人の心こそが暗くて不健康な証拠です。さらに、
「でも、古来から「神みち」と呼ばれていたのなら、その伝統を尊重した方がよかったんじゃないの?」
なんていう人も、街の活性化を望んでいない不埒者なので、むつ市の「活力ある街づくり条例」違反で罰金をとられます。気をつけましょう。
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