ColorSync設定

Adobe PageMaker 6.5JのCMS設定で
ColorSync特性ファイルはどう使われるのか。

注) PageMaker6.5Jのインストール時に選択したプロファイルは以下のとおり。

JPNL34A7.PF / SWCL32A7.PF / SWNM26A7.PF / SWUL28A7.PF
OPENRGB.PF / YCCLABKA.PF / PSLABPCS.PF / P22G18A7.PF

※MacOS8.1のインストール後に残したColorSync設定ファイルは
"Apple マルチスキャン 20 - D50"と"Apple マルチスキャン 20 - D65"の
2ファイル。

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プロファイル(KCMM)とAdobe PageMaker 6.5Jの
CMS設定メニューとの関係は以下のとおり

jpnl34a7.pf-------Generic CMYK Jaoan Std.Proofing
swcl32a7.pf------Kodak SWOP Proofer CMYK-Coated Stock
swnm26a7.pf-----Kodak SWOP Proofer CMYK-Newsprint
swnm26a7.pf-----Kodak SWOP Proofer CMYK-Uncoated Stock

※Adobe Illustrator 7.0.1Jをインストールすると重複するプロファイのファイル名が
小文字のものに置き換えられる。

「標準のRGB画像」の設定に使われるプロファイルは以下の2つで、
プロファイメ名とCMS設定メニューとの関係は以下のとおり。
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gendisp.pf----Generic Monitor
P22G18A7.PF---Generic P22 1.8 Gamm Monitor
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pslabpcs.pfがインストールされていると
PhotoShop4.0JのCMS設定で 
jpnl34a7.pf・swcl32a7.pf・swnm26a7.pf・swnm26a7.pfを読み込むことができる。
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※PhotoShop4.0Jで読み込めるプロファイルはPageMaker6.5Jのインストール時に
選択した JPNL34A7.PF / SWCL32A7.PF / SWNM26A7.PF / SWUL28A7.PF
の4ファイルだが、イラストレーターをインストール後は20個だった。


-----CMSの機能-----
CMSはビットマップ画像に対して色の補正などをおこなう。

CMSで分版出力される画像フォーマットは CMYK TIFF だけ。

CMSがCMYKに分解する画像フォーマットは Photo CD・RGB TIFF・Lab TIFF
これらのフォーマットの画像はPhotoShopなどでCMYKに変換しないでも直接
PageMakerに割り付けることができる。つまりPageMakerがCMYKに分解する。

すべてのEPSフォーマット画像には適用されない。


通常、印刷を前提にした場合は

プリンタ(色分解用)の設定を Generic CMYK Jaoan Std.Proofing に
標準のCKYK画像の設定を Generic CMYK Jaoan Std.Proofing に設定する。

この場合、CMSは画像に対して何もしない。えっ!!

CMSが最も機能するのはカラープリンタなのだろう。

ColorSync設定を利用するには、当然ColorSync対応のプリンタで、
そのプロファイが必要だ。


Adobe PageMaker6.5Jが推賞している画像フォーマットはTIFFで、
カラープリンタやイメージセッターで出力する場合はCMYK TIFFに
もクリッピングパスを適用できる。また CMYK TIFF 画像に対しては、
PhotoShopのプラグインも適用できる。