青森県音楽資料保存協会

事務局日記バックナンバー

<2019年12月>

(1220)青森県の祭り・行事 その244
(1221)青森県の祭り・行事 その245
(1222)青森県の祭り・行事 その246
(1223)青森県の祭り・行事 その247
 
(1220)青森県の祭り・行事 その244 2019年12月 1日(日)
【祭り・行事の名称】

 地蔵様のヨミヤ



【調査地区名】

 六郷村



【所在地】

 黒石市竹鼻



【実施日】

 7月23日



【実施主体】

 竹鼻地区の中高年の女性



【中心になる場所】

 黒石市竹鼻地区の地蔵様のお堂



【祭り・行事の概要】

 7月23日は地蔵様のヨミヤで地蔵様に果物やお膳を作って供える。竹鼻地区から多くの人がお参りに来て、お神酒をいただいたり、お菓子をいただいて帰る。ヨミヤのときにはお米やお金などのお布施をいただくので、それを維持費として使っている。


(つづく)
 
(1221)青森県の祭り・行事 その245 2019年12月 1日(日)
【祭り・行事の名称】

 温場丑湯まつり



【調査地区名】

 山形村1



【所在地】

 黒石市温場



【実施日】

 土用に入って最初の土日



【実施主体】

 温場町会



【中心になる場所】

 黒石市温湯 温場温泉、薬師寺



【祭り・行事の概要】

 土用の丑の日に行っていたが、近年は土用に入って最初の土日に行う。前日は民謡や歌謡ショーなどがある。本祭の日の朝、牛のご神体を安置している薬師堂(黒石市温場薬師寺内)から山車に乗せて出発し、温場町内の「鶴の湯」で入湯式を行う。薬師寺住職による祈祷のあと、男湯・女湯にそれぞれご神体を入れる。この湯に入った人は1年間無病息災と言われている。入湯式のあと、鶴の湯の前に安置し、自分の身体の悪い所と同じ所をなでると治るという。
 ご神体の前にはお神酒と2段重ねの餅、頭つきのマス1匹を供える。山車に笛・太鼓がついて子供達が中心となって町内を練り歩くが、昭和58年(1983)頃から始まったものであるという。


(つづく)
 
(1222)青森県の祭り・行事 その246 2019年12月 1日(日)
【祭り・行事の名称】

 大川原の火流し



【調査地区名】

 山形村2



【所在地】

 黒石市大川原字萢森



【実施日】

 8月16日



【実施主体】

 大川原火流し保存会



【中心になる場所】

 黒石市大川原字萢森 中野川



【祭り・行事の概要】

 盆の8月16日の夜、中野川上流から舟に見立てた3隻のアシガヤに火をともし、6人の若者が。帆柱の火を消さないよう「ヤーレヤーレ、ヤーレヤ」と掛け声を発しながら下流に引っ張っていく。川岸で笛、太鼓の囃子方が舟の流れに対応しながら下流までついて行く。無事に下流までたどり着くと3隻の舟は早稲・中稲・晩稲にみたてられ、来年度の稲作の豊凶が占われる。これは現在保存会長が判断している。
 当日は午後から舟作りが行われ、中野神社の宮司による神事のあと、夕方6時過ぎ、日が落ちた頃に火がともされる。


(つづく)
 
(1223)青森県の祭り・行事 その247 2019年12月 1日(日)
【祭り・行事の名称】

 馬頭観音堂の祭礼



【調査地区名】

 浅瀬石村



【所在地】

 黒石市高賀野



【実施日】

 旧6月17日



【実施主体】

 高賀野第二町内会



【中心になる場所】

 黒石市高賀野地区入口にある馬頭観音堂



【祭り・行事の概要】

 毎年旧1月17日には後藤邦四郎さんの倉庫を借りて(年)縄作りが行われる。旧6月17日には観音堂において、宵宮祭を行っている。(『浅瀬石沿革史』)


(つづく)


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