(1216)青森県の祭り・行事 その240 |
2019年11月17日(日) |
【祭り・行事の名称】
百万遍
【調査地区名】
六郷村
【所在地】
黒石市二双子
【実施日】
春・秋彼岸
【実施主体】
二双子地区内の中高年の女性中心
【中心になる場所】
黒石市二双子地区内
【祭り・行事の概要】
春彼岸・秋彼岸とも1週間、昼、地蔵様のお堂に集合し、2時間ほどかけて村のはずれ5ヶ所で鉦をたたいて数珠をまわす。数珠は12、3人でまわさなければならない。なお、地区内で保福寺(黒石市の曹洞宗寺院)の檀家の人で葬式があったときにも数珠をまわす。葬式の時にできない時は亡くなって6日目の晩にまわす。またこの数珠を「またげばまいね」といわれており、ふだんは地蔵様のお堂に保管している。
(つづく)
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(1217)青森県の祭り・行事 その241 |
2019年11月17日(日) |
【祭り・行事の名称】
百万遍
【調査地区名】
六郷村
【所在地】
黒石市竹鼻
【実施日】
春彼岸
【実施主体】
竹鼻地区の60才以上の女性
【中心になる場所】
黒石市竹鼻地区
【祭り・行事の概要】
春彼岸の1週間数珠をまわしていたが、現在は4日ほど行っている。60歳をこえれば参加するものだといい、地蔵様の前、二双子地区との境、竹鼻地区のはずれの3ヶ所でかねをたたき、数珠をまわす。「ナムアミダー ナムアミダ ナムアミダーブツ ナムアミダ」と唱え、最後に集会所に集まって数珠をまわす。以前は33回唱えたが、現在では13回で終わっている。
百万遍の維持のため、1軒1軒まわってお布施を募っていたが現在では村から年間5,5000円の寄付をもらっている。11月末頃数珠をおさめ、2年に1回は数珠の位を上げてもらいに行く。数珠や鉦は地蔵様のお堂に保管している。
(つづく)
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(1218)青森県の祭り・行事 その242 |
2019年11月17日(日) |
【祭り・行事の名称】
シラカミサマアソバセ
【調査地区名】
六郷村
【所在地】
黒石市二双子
【実施日】
毎年1月ごろ
【実施主体】
二双子地区の中高年の女性
【中心になる場所】
黒石市二双子 二双子会館
【祭り・行事の概要】
1月頃に二双子地区内でオシラサマを持っている人たちが二双子会館に集まり、カミサマを呼んできてオシラサマをアソバセて、口開きする。オシラサマがない人でも呼ばれることがある。米を重箱に1杯とお菓子を2袋持っていくが、終わってから1つは土産に持たせてくれる。カミサマをおろすたびに10円のおさい銭をいれる。神おろしが終わってからうどん1杯、つけもの、折がふるまわれ、皆でごちそうになって、話をしたりして解散する。
(つづく)
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(1219)青森県の祭り・行事 その243 |
2019年11月17日(日) |
【祭り・行事の名称】
地蔵様のヨミヤ
【調査地区名】
六郷村
【所在地】
黒石市二双子
【実施日】
8月23日
【実施主体】
二双子地区内の中高年の女性中心中高年の女性中心
【中心になる場所】
黒石市二双子地区の地蔵様のお堂
【祭り・行事の概要】
8月23日は地蔵様のヨミヤで、この1週間前から二双子地区内を数珠をまわして歩く。二双子地区内にある地蔵様は2体1対で男と女の地蔵様といわれる。各家庭ではアズキママを作って300円分くらいのお菓子の袋を用意し100円のおさい銭をして拝む。御神酒やジュースを飲ませてくれる。
(つづく)
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