かわらばんNo.3号

四ッ谷遊泳塾TOP バックナンバー

皆さん不安と期待がいっぱい 自信満々の全員完泳

レース直前と表彰


写真の上をクリックすると拡大写真が見られます。

カーソルを画面の上に持って行って下さい。

2005年9月10日

『 幻の万人水泳大会 』

2005年9月9日台北駅バス到着ターミナルで、第二次隊を待っていた時である、トイレに行っているすきに、四ッ谷遊泳塾隊長の携帯に突然の電話が入った。この大会の為に、湘南OWSを取りやめ、体調に気を使い練習を制限してきたのに、その大会が中止であるとの電話であった。原因は台風15号が上陸する可能性が大であり、その為台湾警察から中止の命令が出たとの事である、台風14号が日本をあれだけ騒がせて行った後、台湾に出発する直前に発生した15号、なぜそんなに我々を悩ますのか!

今回の日本人部隊、総勢19人(四ッ谷遊泳塾5人+応援団3人、その他は坂チーム)の総隊長坂敏之氏と陳(名誉総会長)が大会会長載文亮氏と電話で協議した結果、せっかく台湾まで来てくれたので日本人のみトライアルレースとして、前日に泳ぐ事が出来るように取計ってくれた。急遽次の日、早朝5時にホテルを出て、日月潭へ向かう事になった。

バスの中では前夜大宴会を行った為、皆さん寝不足である、その睡眠不足を補う為バスの中では皆爆睡である。気が付いたらスタート地点に着いていた。台湾水泳連盟の偉い人達の歓迎があり、わざわざ日本からようこそお越し下さいましたと、握手を交わし感激をした。慌しくバスの中で準備をして準備体操を総勢20数名位で行い浮き具を着けスタート地点に向かう(四ッ谷遊泳塾5人、坂チーム9人、現地台湾水泳連盟の偉い方7〜8名)その他応援者(四ッ谷遊泳塾3人、坂チーム2人、その他大勢)午前9:40頃スタートした。

ゴール地点 全員完泳 湖は初めてであり、ちょっと不安はあったが、波がなく泳ぎやすかった。現地の水泳連盟の方から、この水は飲み水になっているので安心ですよ!と言われていた、匂いとかは無くきれいで、途中枯葉が浮いているぐらいだったので、安心して泳げた。このレースはタイムではなく完泳を目指す為、皆さんゆっくりで、我が四ッ谷遊泳塾の5人がトップ集団を作り先頭で泳いだ、側にはたった5人の為に警備隊の船が常に付いており、もちろん応援部隊の船も付いている為周りの方が大変だったかも。十分満足であった。

約1時間位であろうか、1位〜5位までが四ッ谷遊泳塾で占め長尾隊長がトップでゴールをした、しかし金メダルはなし。

日本人部隊 歓迎パーティー 日月湖コースロープ 3.3km 湖畔の宿前 その後バスで昼食開場に行く、そこでも台湾水泳協会の方々が我々を招待してくれ、ビールに台湾料理と協会幹部との交流があった。次の日、日月潭が一望出来る展望台に行き、そこで陳名誉総会長から完泳賞を一人ひとり授与された。


長尾さん 渥美 志原さん 緒形さん 長岡さん
表彰式
今回の大会は21348人の参加者が予定されており、大変大掛かりな大会であったはずだが、我々日本人の為に行われた大会になってしまった。幻の大会である。

かわらばん 2号 かわらばん 4号