四ッ谷遊泳塾だより

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2004/2/15町田にて、200個人メドレー3:18.96ー200平3:34.48

絶好調時の川辺さん


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2005年5月 No.26号

『 弔 辞 』

川辺さん、ちょっと早過ぎませんか?スピード違反ですよ!追いつけません。早くていいのは競泳ですよ。川辺さんには、まだまだやる事がいっぱいあったと思いますが!

川辺さんの目標は、全国50傑ランキングに全種目載る事でしたよね!昨年は18種目も達成が出来ていましたよ、お見事でした。

その大きな目標のために、日本全国のマスターズ大会に自分で段取りをして、我々を引っ張って行ってくれましたよね!人生をすごく楽しんで、まさに今が旬という感じでしたよ。

練習会後の帰りは家が近かった為、いつも一緒に帰るが、駅を降りてから今年の大会はどのようしようかと、二人で話し合いましたね、ここでは何を泳ぎ、次は何を泳ぐと話しましたね、この時の川辺さんの目は輝いていましたよ。

結局最後になってしまった、昨年の小田原マスターズ大会を川辺さんが段取りをしてくれましたが体調不良で参加が出来なくなり、代わりに私が参加をして、初めて1500mを泳ぎました。その結果を川辺さんにメールで送ったら、直ぐに返事が返ってきて、27分台はお見事でしたとのお褒めの言葉を頂き、今でもそのメールは大切に保存をしております。大会参加者の皆さんにもお褒めのお言葉があり、感激を致しました。何しろメールの対応が早く的確である。そんな川辺さんから突然メールが来ました。

2004/8/27:『ジェクサーを退会しました。理由は、腎臓ガンの疑いがあるため、検査入院する。』

2004/9/1:『病状の最終判定は、9/7ですが昨日、腹部のCTを撮ったあと主治医から9/16に手術すると言われました。腎臓腫瘍の場合、99%が悪性のため転移考慮上、早めに手術したほうがよいとのこと。本日、妻と娘たちがもともと予定していた一泊旅行に、思い出つくりの為、私も同行することにしました。術後、転移がなければ、9/23に退院予定です。いずれにせよ、快気祝いを鬼平でやりたいと思っています。』

2004/9/9:『9/7のCT検査で転移があることがわかりました。残りの人生は、闘病生活になりますが頑張るしかありません。左鎖骨への転移が痛み、痛み止めなしでは日常生活もままなりません。ご理解ください。メールがつながらなくなったら、三途の川を完泳したと理解して下さい。悲しい話で本当にごめんなさい。』

“メールがつながらなくなったら、三途の川を完泳したと理解して下さい。”と言うメールを私に送りましたよね!何とむごく悲しいメールだった事か、これを皆さんに転送をしたところ、皆さんが泣きました、川辺さんの事を本当に皆さんは心配をしていたのですよ。

しかし昨年、クリスマスイブの日、我々に大きなプレゼントがありました、そうです川辺さんが念願にしていた鬼平での快気祝いを行ったのです!夢だったのかな?でも確かに来たのです。やはり川辺さんは水泳が好きだったのですね。

川辺さんとのお付き合いは3年間と短かったけれど、四ッ谷遊泳塾の皆さんには大きな大きな影響を与えてくれました、まさに今が旬真只中のディープインパクトですね。皆さんも水泳が好きなので、大変盛り上がりました、それを引っ張ってくれていたのですから。

川辺さん、こんど全宇宙大会に出ましょう、もしかしたら会えるかも!

PS:ちょっと確認、川辺さん今年の江戸川短水路大会の会場に来られましたか?
         

四ッ谷遊泳塾編集部A

*四ッ谷遊泳塾だよりは、今回が最終回となります。長い間ご愛読頂きありがとうございました。
今後はタイトルを変え、新たにスタートをしたいと思います。 2005年5月31日

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