2007年 4月 3日 (火)
青春18キップを使っての本州一周
2007年4月3日(火)突然目覚まし時計が鳴り飛び起きた。4:10である。4:00にセットしたはずなのに!すぐ準備をして、まだ暗い朝玄関を開けたらザーという音が聞こえる。雨である、出足が悪いなーと思った。ともかく東京駅発5:20に乗らないといけない。地下鉄丸の内線はまだ動いていない。リックの中に入れてある折りたたみ式傘を出し早足で新宿駅に向かって歩いた。家を出ると流しのタクシーが寄ってくる、客を探しているのか新宿へ来るまでに3台も寄ってきた。早足だったので10分もしないで着いた。次の新宿発東京行きは4:53までない、とりあえずそれに乗り東京駅に着いた。
東京駅7番ホームへ来て、東海道本線始発となる静岡行きに乗った。車両は373形式だった、この車両は平成7年より特急「ふじかわ」で営業運転を開始。その後平成8年からは特急「東海」「伊那路」及び快速「ムーンライトながら」にも使用されるようになった、乗り心地は良い。
雨は相変わらず降っている、横浜を過ぎると外は少し明るくなって来た。途中大船駅で寝台特急「銀河」とすれ違う。6時を過ぎ、辻堂駅あたりから混んできた。通勤客であろうが、どこまで行くのだろうか?東海道沿線は大手会社が工場を持っており乗客は耐えない、ドル箱路線である。
6時30分を過ぎた頃、国府津駅に着いた。今の時期は桜が満開である、以前国府津駅より御殿場線に乗り換え山北駅あたりまで桜の写真を撮りに行った事がある。山北駅から谷峨駅側に続く桜のトンネルは日本のベストテンに入る素晴らしい桜の名所である。今の時期、この桜を写真に撮ろうとアマチュアカメラマンが絶えない。
途中から首都圏のラッシュアワー並みの混雑であったが、小田原駅に着いたら少しすいてきた。うとうとしていたら富士駅に来ていた、雨はやみ曇りになっていた。ここから少しの間は富士山が良く見える。
静岡駅で1回目の乗り換えであるが、9両編成だったのが静岡駅からは313形式の3両編成になった、当然の事ながら大混雑である。約1時間位で浜松駅に着き、そこから大垣行きに乗り換えたが、その列車も313形式である、運転手は何と女性であった。この列車はコントローラーとブレーキが一体型になっており操作が楽になっている。
途中名古屋駅あたりから薄日が射してきた、今回は行かないが名古屋から関西本線で5駅程行くと弥富駅がある、ここは地上駅では日本で一番低い駅(海抜−0.93m)で以前取材した事がある。
今回は東海道本線をそのまま進み大垣駅で乗り換え米原まで来た、ここでJR東海からJR西日本に変わる。本来は本州一周となれば紀伊半島も含まれるが、青春18キップ一枚(5日間)でトライする事を考えるとどうしても無理があるので、紀伊半島のカットと、東北本線であった盛岡駅〜八戸駅間の第三セクター(IGRいわて銀河鉄道+青い森鉄道)を利用する事にした。
米原駅で列車を待っていたら突然の風雨、今まで天気は良かったのに、この辺は天気がいつも乱れる。新幹線も関が原で雪による停車、徐行等でよく遅れる。
ここで新快速の姫路行きに乗る、223形式12両編成である。この車両はJR西日本になって最初の近郊型電車である、毎回よく乗るがスピードを出し過ぎの事故以来ちょっと不安がある。JR東日本、JR西日本は11〜15両編成なのに、JR東海だけがなぜ3〜6両編成なのか?その為JR東海はいつもぎゅうぎゅうの混雑である。新幹線に力を入れているから、なのかな?
大阪駅に停車した時、大阪環状線に103系電車が走っていたのを見た。昔東京でも通勤電車として走っていた電車であるが、窓を改造している。ほんとかな!
姫路より相生、三原、広島と乗り継ぎ岩国まで来た。東京から935.6km、朝4:30〜20:45、ホテル着21:00