滝めぐり

原尻の滝「日本滝百選の一つ」

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原尻の滝全景 下から見た滝

左:原尻の滝全景。
右:滝下から見ると水煙が豪快に舞い上がっている

2009年3月12日(木)8時05分羽田発大分行きに乗込んだ。天気は晴れ気温は4月並みで暖かい、だがもしもの事を考えて厚手のセーターと冬用のジャンパーを着て出かけた。2009年3月14‐15日に福岡で水泳の短水路大会があり参加をするが、折角なので観光もする事にした。

定年後、飛行機の利用が少なく、久し振りに乗ったら、驚いた事に搭乗券が無くなり、IC付クレジットカードをスイカと同じ様にタッチするだけで入場が出来る様になっていた、変って来たものだ。大分空港に着くとやはり暖かい。高速バスに乗りJR大分駅に向うが、朝が早かったせいか、いつの間にか睡魔に襲われていた。

11時11分大分発、豊後竹田駅行に乗込み、緒方駅に12時17分に着いた。そこから以前はバスが出ており原尻の滝入口で下車すればすぐであったが、ネットで確認をしたら昨年廃線になっていた。そこで今回は歩いて行く事にしたが、歩き始めると冬の支度で出て来たので暑く、結局セーター、ジャンパーを脱ぎ、シャツの袖をまくりあげた。田園風景の中を40分位歩くと突然滝が現れた。

畑の中にある滝 下流にある滝見橋

左:畑を過ぎると突然現れる見下ろしの滝。
右:滝の下流側にある滝見橋。

滝というと、普通は山の中を歩いて行き、見上げる様な感じで滝が現れる。しかし原尻の滝は畑の中に川(緒方川)が流れていて、その川の流れている部分だけが落ち込んで、まさに見下げる滝である。東洋のナイヤガラと言われるように馬蹄形のような形で水が流れ込む。その形の良さは、日本の滝百選にも選ばれている。滝幅120m、落差20m。遠くから見ると滝があるようには見えない。

滝の下流にはつり橋(滝見橋)があり、そこからの景色は最高である。ただ歩くと揺れ高所恐怖症の人には向かない。滝の下にも行けて見上げる事が出来る、水煙が立ち上がり迫力がある。滝の脇には花水車があり、おしゃれなカフェとアジア雑貨のお店がある、そこでコーヒーを飲んだ(300円)。 緒方駅15時28分発大分駅行きに乗り、大分のホテルで泊まる。明日は南阿蘇鉄道に乗る予定であるが、天気予報は雨となっている。大事な日が雨、なんと言う事だ。



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