北海道への旅 T

長万部の“かにめし”

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羽田を飛立ち5分後、遠くには富士山がはっきり見える

澄みきった東京上空、白い衣を被った富士山が印象的

2007年11月21日 (水)

早朝、エスカレーターを登っていくと、大勢の人が列を作り並んでいる。空いている列を探していたら、区間快速の羽田空港第二ターミナル行きが入って来た。進行方向左側に席を取り待っていたら、6:30ジャストに浜松町駅を出た。

11月になると太陽の昇りも遅くなる、ちょうどビルの谷間からオレンジ色の朝日が見えて来た。今日は雲ひとつない快晴で、素晴らしい朝である。しばらくしたら、胸のあたりが急にムカムカして来た、乗り物酔いかな?

私は乗り物が好きであるせいか、いつも車、列車、飛行機等に乗る時はワクワクする。過去に広島空港へ着陸する時に気流の関係で凄く揺れ気分が悪くなった事が一度だけあったが、その他には記憶が無い。

区間快速は途中停車しないので速く感じた。6:48AM頃かな、羽田第一ターミナル駅に着いてしまった。当初8:30発に乗る予定であったが、7:35発に空席があるみたいなので、一便早く乗る事にした。それでもまだ時間があるのでサンドウィッチとお茶を購入し食べたら気分が良くなった、空腹だったからかな?

7:35に搭乗口から機体が離れて滑走路までぐるぐる側道を移動して、やっと出発点にたどり着き飛び立った。8時過ぎ頃から下の方に雲が多く見られる様になった、天気予報では東北以北では天気が悪い予報になっていたので、東北地方に来たのであろう。飛行機に乗る時は、必ず後方窓側をとる事にしている、下が良く見えるからである。

津軽海峡の上空に来た時だけ雲が切れ海上が良く見えた。機長から札幌は曇り、−2度とのアナウンスがあった。どうして今頃この様な寒い所に来なくてはならないのだ!

長万部駅前、天気は良いが時々粉雪が舞う 新千歳空港駅から一旦千歳駅に行き、北斗8号で長万部駅に行き小樽駅経由で札幌駅に行く予定である。長万部駅には2分遅れで11:31に着いた、薄日はさすが粉雪が舞っている。野球帽を持って来て良かった、出来るだけ傘はさしたくないと思っている。明日までは荷物(お土産)が多い、以前お世話になった人達と会う予定になっていて、それまではお土産を持って回らなければならないからである。

長万部駅では次の列車が出るまで若干時間があるので旅行積み立て貯金をしようと思い、近くにある郵便局まで歩いて行った、車道は雪を敷いた様になっていて、その上を自動車が走っている。このような道路では運転をしたくない。以前スパイクタイヤの使用禁止が決まった時、やはり北海道でタクシーに乗ったら、運転手を辞めると言っていた。お客を乗せて安全に責任持って運転は出来ないと言っていたが、分かる様な気がする。

長万部駅ではキオスクで、かにめし本舗かなやの長万部名物“かにめし”を購入した。キオスクには空の箱のみで、たのんだら5分後に駅前にある店屋から店員さんが持って来た。カニのそぼろが全面にかかっており、月並ではあるが“うまい”それにのりの佃煮?甘みがあり絶品であった!1050円は安い。

倶知安駅にて“キハ150形式” 長万部駅からはディーゼルの単車で函館本線を下って行くと、曇って来て雪の量が多くなった。しかしニセコ駅に着いたら晴れてきた。このキハ150形式は急勾配多雪区間での単行運転用に開発された、高出力の両運転台式気動車である。その車輌が軽快に山を登って行く。それにしても車内の案内が日本語と英語の両方が流れる、こんなローカル線でのアナウンス用テープ、何だかおかしな感じであった。日本も国際的になったものだ!

銀山駅では雪が多く降って来たが、出発したらすぐ青空になってきた、天気の変化は激しい。予定通り小樽駅に着き、そこで少し時間を取ってから札幌駅に向かった。途中、銭函(ぜにばこ)駅に立ち寄った、ここで硬券の入場券を数枚買った、このキップを財布に入れておくとお金が貯まるとの話がある、ほんとかな?

明日は旭山動物園に行く予定。石屋製菓が“白い恋人”の発売を再開する。夕方6時には、ホテルへ友人が迎えに来てくれる予定だ、楽しみである。

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