北海道旅行2018

「6月13日〜18日」

あんちゃんの旅TOP バックナンバー


エゾキスゲ

旅行中に家族宛へ送ったメールをまとめたものである。


2018年 6月18日(火)


2018年6月13日(水)小雨:羽田7時30分発で予定通り9時札幌に着いた。先週は帯広で30℃を超えていたので気候は良いと考えていたが情報不足で、札幌は小雨10℃と寒い。JR北海道の新千歳空港駅で北海道フリーチケットを購入して、とりあえず札幌駅に来た。

今日の予定はクラーク博士の銅像を見に行く予定であったが、長袖シャツだけでは、あまりにも寒い。今週の天気予報を見ると滞在中は10℃前後である、これではたまらないので上着を買うことにした。

JR札幌駅の地下は洋服店がいっぱいあるので探したが男性用はなく、全部女性用であった。諦めて1Fに出たら、目の前にユニクロがあり、早速入ったら、ぴったりのフード付きジャケットがあったので直ぐ購入した。これで引け目を感じずに歩ける、シャツだけで歩いていると違和感があった。

今日の目的は、以前の会社で働いていた友人達と会う約束があり、札幌で時間調整をしてから、特急ライラックに乗り込み砂川へ向かった。車内放送は日本語・英語・中国語で放送されている、乗客の外見は日本人と同じであるが、会話の内容が分からない、よく聞くと中国語であり多くの中国人が来ていると感じた。今日の目的地、砂川駅に向かっているが3年ぶりに友人達と会うので楽しみである。


稚内港北防波堤ドーム

「北海道遺産」


2018年6月14日(木)曇:7時に朝食を摂り、これから稚内へ行くために、砂川駅を8時18分発の特急宗谷に乗ったら急に睡魔が襲ってきた。昨夜はホテルで食事会をしてから、毎回行くスナックに行った。3年ぶりなので話がいっぱいあり、夜中の12時過ぎまでカラオケが行われている中、負けまいと大きな声で話していたので、今朝は喉が痛い。

今日も最高気温9℃と寒い中、12時40分稚内駅に着いた。路線バスで日本最北の日帰り温泉[童夢]に行き、疲れを落とした。バスで稚内駅に戻り、稚内港北防波堤ドーム(北海道遺産)を歩いて見に行った。半アーチ型の古代ローマ建築を想わせる回廊である。

中途半端な時間であるが、駅前にあった“ラーメンたから屋”でしおラーメンを食べた。分厚いチャーシュー3枚と、めんまが多く美味しかった。以前から思っていたが北海道のラーメンはどこで食べても旨いと思う、何が違うのだろう。稚内駅を17時46分発の特急宗谷で旭川駅迄行き、駅前のホテルに泊まる。明日は原生花園に行く予定です。


ハマナス

原生花園


2018年6月15日(金)晴: 久しぶりの晴で気持ちが良い。旭川駅を8時35分発の特急オホーツク1号に乗ろうとしたが、多くの人が並んでいる。列車が入ってきたが列が前に進まない、原因は大きなバックを入口にある荷物置場に積み込んでいる男性がいた。札幌からの列車なので、途中駅は時間がない、まだ列は並んでいるので焦った。奥でおばさんが中国語で何か言って我々を通してくれた、そのおばさんがソーリ、ソーリと言ってくれ、少し気分が晴れたが、どこに行っても中国人が多い。

やっと走り出した、大雪山国立公園の横を通り抜けて網走駅に向け、山道をディーゼルエンジンがフル回転で登っていく。最近の強風雨が影響しているのか、多くの木々が倒れている。いずれは土に還るのであろうが、そのままである。

山を越えたら、天気が霧雨に変わり、原生花園で花の写真が良く撮れるかちょっと心配になってきた。網走駅で釧網本線に乗り換え原生花園駅まで来た。霧雨はやんだが、雲が厚く今にも雨が降りそうである。次の列車が来るまで約1時間、何とか雨はもった。

花の写真は、晴より曇りの方がレンズを開放にするので、花以外はボケて撮れるので良かったかもしれない。今日は、次の列車で釧路まで行き、明日は根室に向かう予定です。


北方領土資料館

その前には流氷の中に電話ボックスが


2018年6月16日(土)曇:今日の予定は、釧路駅を5時35分発“快速はなさき”に乗らないと予定がこなせない。 前日に目覚まし時計を4時半にセットし、朝を迎え、なんとか朝一番の列車に乗れた。朝が早い為か、中国人家族と私だけで出発した。途中でスピードを急に落とし警笛を鳴らすので見てみたら鹿が線路の上を歩いている。根室駅に着くまでに5回以上も鹿と出会っている。

やっと根室駅に着いた。すぐバス乗り場に行き、往復乗車券を買って乗り込み、約45分位で納沙布岬に着いた。北方領土資料館に入ったら、過去から現在までの経緯等を写真・文で展示してあった。

入館者がいないので、奥にいた館長と思われる人と話ができ、北方領土は日本に帰って来ますかね?と聞いてみた。領土問題は、国レベルで解決しないので民間レベルで話し合い、現在歯舞群島で6月1日から9月末までコンブ漁を行っているとの話。展望台の望遠鏡でその模様が良く見えた。しばらくは現状維持であると思われる。

この後は予定通りバス、根室本線等で旭川駅迄戻ります。帰りの列車では、根室で買った“かに弁当”を味わった。明日は富良野のフラワーパークに行く予定です。


ノロッコ列車の周りは人だらけ

富良野駅


2018年6月17日(日)晴:今日は天気が良く清々しい気持ちです。旭川駅から富良野線に乗り最初の駅、神楽岡駅で停まった。ホームの先に踏切があり、そこに救急車が踏切の前で止まった。急いでいるのではと思われるが、ディーゼル列車のワンマンカーはのんびりしている。

今日は日曜日なので乗客は少なく、乗降客もいない。時間より早く着いたのか、まだ動かない。救急車の運転手はこちらをズーと見ている、いらいらしている感じが良く分かる。

この場合は対処方法が難しい。ルール通りか、臨機応変の対応か、問題がある感じがした。相撲の土俵上に女性が上がった時の救急処置対応を思い出した。今回の結果はルール通り、時間が来るまで停まっていたが、これで良かったのか救急車が気になった。

美瑛駅でノロッコ号に乗り換えた。ディーゼルカーと客車3両編成であるが満員である。驚いた事に中で話している言葉はほとんど中国語で、ここは日本か?と思った。

(臨)ラベンダー畑駅でほとんどの人が降りた。道路を歩いていると、反対側から来る人から何と中国語で話しかけられた。ちょっと躊躇していたら、すぐ後ろから来た人が、あっちの方と言う感じで指をさしていた。列車だけではない、大型バスもたくさん来ていて、ほとんどが中国人である。


クラーク博士の銅像・羊が丘展望台

そこには Boys, be ambitious 「少年よ大使を抱け」 と書いてある


今日は計画した最終日なので、早めにホテルへ帰る事にした。午後4時頃旭川駅に戻り、駅構内にあるフードコートで“野菜たっぷり塩タンメン”を食べた。明日は初日に行けなかった、クラーク博士の銅像を見に行きたいと考えている。夕方には東京に戻る予定です。

TWINKLE PLAZAに戻る



バックナンバー