2009年 8月29日(土)
東京都で唯一滝百選に選ばれた滝“払沢の滝”(ほっさわのたき)を見に行く事にした。JR武蔵五日市駅に8:30頃着き、早速駅の横にある観光案内所に行った。バスの時間を確認したら払沢の滝入口行きは、暫くない模様である。しかし他のルートであるが、数馬(かずま)方面行きなら9:00発がある、それに乗って本宿役場前停留所で降りて少し歩けば行けるとの説明、それでもまだ時間があるので駅周辺の写真を撮りに出た。やはり事前に調べておく必要あった。
土曜日とあって電車が到着をすると駅前にはハイキング姿の老若男女が大勢集まって来た。バス会社の係員であろうか数人で整理を始めた。今日は天気も良いし多くのハイキング客を見込んでいるのであろう、バスの増発があるらしい。うろうろしていた関係で結局は二台目のバスに乗車をする事になった。
バスに乗る事20分位、本宿役場前停留所に着き、そこから歩いて10分位で払沢の滝入口の看板がある所に来た、その看板をくぐり細い道に入るとすぐ道路脇に無料の駐車場が数か所あり、その先にも無料の大きな駐車場があった。その駐車場の反対側には日本の滝百選“払沢の滝”への矢印があり徒歩15分と書いてある。下りて来る人とやっとすれ違える事が出来る位の細い山道を歩いて行くと滝が見えてきた。ここは車で滝の近くまで来られるので多くの家族連れが来ていた。滝の水は冷たく気持ちが良い、しかしこの水は地元の飲料水になっているため入水は禁止になっている。
滝の脇には周知版が立っていた。「この滝は四段からなり一段目の滝は落差26mで、全段の高さを合わせると落差は60mにもなります。古くは“仏子の滝”と呼ばれ、滝の水が流れ落ちる様が、僧侶の仏子を垂らしたように見えたのでこの名がついたと伝えられています。深い滝壺には主(大蛇)が棲んでいたという伝説が残っています。」と書いてある。第二、第三、第四段目の滝は木が生い茂り、写真には収める事が出来ない。