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2004年6月11日 No.04号


最北端駅と最東端駅の旅 No4

2004年6月11日、久しぶりの快晴である、本州は台風の影響で大雨だと言うのに北海道は真夏なみ、これから第三の目的である富良野で花の写真を撮りに行くには最高の天気であった。

帯広から特急スーパーおおぞら2号で新得まで来て、富良野まで行くのに(快)狩勝号に乗換えの為、30分位待合わせ時間があった。まわりは何の雑音もなく、緑の山、青い空、遠くの方には入道雲、山頂には雪がまだ残っている、鳥の鳴き声も聞こえてくる。そんなのどかな山間部に遠くからディーゼル音が聞こえて来た、それがだんだん近づいて来る、しばらくしてからその姿が見えて来た“キハ40-757”のディーゼル車であった。


それに乗り込み、新得駅を出ると狩勝山の長い登りトンネルが続く、45分位登ったかと思ったが、今度は下っていく、やっと野山の間を気持ち良く蛇行して走るようになって、いつもの様に運転席の後ろに行こうとしたら、何とへばり付いている中年のおじさんがいるではないか!先にやられたと思って、仕方なく席から車窓を楽しむ事にした。それにしてもすばらしい景色である、やはり北海道は広いと感じる。

1時間20分位乗ってやっと富良野に着いた、そこから今度は富良野・美瑛ノロッコ号に乗った、これは臨時列車で6/5〜6/30までラべンダーの開花している間だけ走る列車である。それで臨時駅ラベンダー畑駅まで行きファーム富田ラベンダー畑に行ったが、時期がまだ早くハウスのものしか咲いてなかった、しかし2週間後にはそこが一面ラベンダー一色になるはずである。今はポピー等が良く咲いていた。その広大な敷地にバックは十勝山系が連なり活火山であるので白い煙を出している。こんなところで暮らしたら都会でのストレスは忘れ人間が変わってしまうのでは?良いか悪いか分りませんがそのような世界である。


気になった事があった、それは観光客に外国人が多い、特にアジア人である、中国、韓国、系の人が多かった、デジカメで写真を取り、片言の日本語で一生懸命聴こうとしている。20年位前に日本人が海外に行き農協の名前を世界に宣伝していた時期を思い出してしまった。

帰りにはやはりノロッコ列車に乗ったが、その中でジャガイモを食べた、これがまた美味かった!ジャガイモは絶対北海道である◎
(アイス、ジャガイモ、ラーメンは北海道がうまい!これについては又の機会に話したい。)

そうこうしているうちに、午後3時を過ぎてしまった。帰らねばならない、今日は札幌に宿を取ってある。

札幌のホテルから又夜食で外に出たが、昨日と同じ中華になってしまった。本当は小樽に行き美味しいものを食べたかったが、時間の関係で札幌にした。

北海道は過去に仕事でしょっちゅう来ていた事もあり、うまいものは大体分かると思っているが、当たりはずれがないのがラーメンである。何処へ行っても大体うまく感じる、結局今日もラーメン餃子であった。今日の餃子は普通であった、ラーメンは味噌にしたが、薄く小さく切った豚肉を焼いたのが多く入っていたのが気になった、これがこってり感を出している様に思えた、まあまあである。

なんだかあっという間の5日間であった、明日は東京に帰らなければならない。久しぶりの北海道なのでゆっくりしたかったんだが、次回にしよう。今度は納沙布岬、知床岬に行ってみたい。

「皆が一生懸命働いているのに、この贅沢者めが!と聞えて来そうだ。」        完

             

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