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2004年6月10日 No.03号


最北端駅と最東端駅の旅 No3

2004年6月10日夜行特急まりもは釧路へ定刻5:50に着き、すぐ5:55発、根室行きに乗り込んだ、ローカル線に乗ると特別な事がない限り運転手のすぐ後ろにへばり付く、自分が運転をしている気分になれるから、今回も同様で根室本線、花咲線(愛称)に入ってからずーとへばり付いていた。

天気があまり良くなかったせいか、全体にキリモヤが立ち込める中、下の方だけ湿原が見える、そんな中(快)はなさき号、キハ54−516が突っ走って行った。

根室駅に近づいて来ると右手に太平洋が見え、そして今回第2の目的である最東端駅の東根室駅がある。今回は快速の為通過をするが、後で引き返して写真撮影に来る。予定通り8:12に根室駅へ到着した、そして8:22発釧路行きに乗り換え東根室駅まで戻り、そこで写真撮影を行った。その後根室駅に戻り記念キップ、オレンジカード、スタンプ等を購入し、朝食の食堂を探しに出た。


せっかく花咲ガニの根室に来たので、花咲ガニを食べてみたいと思い、駅前にいっぱいある販売店を見て回っていたら、ちょっと路地を入ったところでおじさんと目が合ったので、思い切って聞いてみた“この辺で花咲ガニを食べさせてくれるところがありませんか?”そしたら、いいよと言って、隣にあった作業台の脇に座らせ、コンテナボックスに新聞紙をひいて今、茹で上がった花咲ガニを持って来てこれでいいだろう、と見せ甲羅を取り、足をもぎ取り、はさみを持って来て、蟹はこのようにして食べるんだと教えてくれた、最初に食えと言って渡してくれたのが、甲羅の真ん中についていた肉、これを甲羅の味噌と混ぜて付けて食べたら、これまた最高。後は言われた通りにはさみで殻を切って食べた!すごく美味かった。こんなに大きい蟹を1ぱい丸ごと食べて、ちょっと気になってきたのがいくらとられるだろう?おじさん美味しかったよ、いくら?って聞いたら700円だと言うんだ。嘘でしょ、じゃ1000円あるから置いていくよと言ったら、300円を持って来て渡すんだ。なんだか今日はついてるなーと思った。 根室駅前蟹販売店

根室駅前蟹販売店

その後、いったん釧路まで戻り、今度は釧路湿原の真ん中を行く釧網本線に乗り、標茶駅まで行き又返って来た、ちょうど“くしろ湿原ノロッコ号”が走っており、その写真も撮ってきた。ちょっと天気が悪くキリとモヤで湿原の雰囲気は十分であった。釧路に戻ってからは、スーパーおおぞら10号で今夜の宿がある帯広に向かった。



毎回ではあるが旅の途中では必ず食べる餃子屋を探しにホテルから出た。前にも餃子について書いたが、美味い店屋を探す方法がある、前回の方法以外に看板である。看板にお勧めとか、餃子の店とか、自信を持って看板に書いてある店は試してみる必要がある。

今回は、繁華街をぐるぐる回ってやっとの思いで探した、ホテルから200m位離れたところにあった、“ラーメン・焼肉・餃子の店、味の吟来”と書いてあった。入ってみるか!と決めた。

中からおばさんが出てきて、何にする?即座に餃子!と言った、そしたら単品か定食か?と聞くので、定食って何が付くの?おしんこと味噌汁。じゃそれもらうよ!ちょっと時間かかるけどいい?OKだよ!けっこう待たされてしまった、もしかしたら餃子の袋詰めからやっているのではと思った、後で分ったがやっぱりそうであった、大きさはそんなに変わらない普通の大きさであるが、上のほうに膨らんでいて皮が柔らかい、中の肉汁が多く美味かった、合格点である。今までに無かった餃子である、帰りにこれは何処の餃子ですか?と聞いたら、自家製で我家のオリジナルだと言っていた、やはり自信があったんだね!

今日は美味いものづくしの一日であった。

            

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