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2004年6月9日 No.02号


最北端駅と最東端駅の旅 No2

2004年6月9日(水)♪♪おはようございます、現在6/9午前5時30分です。あと25分で南稚内駅に到着します、南稚内を出ますと5分で終点稚内駅です、そろそろ準備をして下さい♪♪。とアナウンスがあり目が覚めた。

何だか頭に外からの圧力が加わった状態で痛い、列車が揺れると気分が悪い、お腹の状態もおかしい。この状態で良い写真が撮れるんだろうか?

心配は要らない、これは単なる二日酔いである。昨夜、札幌に17:49に着いてから、夜行列車が出るまで、以前の会社で北海道工場の工場長をしていた平出さん(現在は定年退職)と砂川で列車が出るまで飲んでいたのが原因である。ウイスキー、バーボン、焼酎と私には負担が大きかった、平出さんは相変わらず酒が強い。とうとう午前0時7分砂川駅を列車が出るまで飲んでいた。

列車に乗ってメールが3〜4件来ているのでパソコンに取り込もうと思って、電源を入れたが、どうも途中で寝てしまったようで、気が付いたら朝であり終点まであと少しであった。左車窓には日本海と利尻富士が見えた、しかしどうも気分がすぐれず準備もそのまま、パソコンの状態をシャットダウンしてリュックに詰め込むのだが、なかなか進まない、列車は終点の稚内駅に入っている、他の人は既に列車から降りているのに、やっとの思いで最後に車外へ出た。外はひんやりして気分はいいはずなのが悪い。すぐトイレに行き口から出るものは全部出したがすっきりしない、これを2〜3回くり返しやっと少し治まって来た。あまり多くの人が乗っていたわけでもないので、駅構内には数人おそばを食べている人、パンを食べている人、いろいろ準備をしているが、私はそのような状態ではない。


時刻はすでに6:30となっていた、今日は宗谷岬に行かねばならない、とりあえずバスターミナルに行き8:10発と帰りのチケットを購入した。なにしろ午前中一回の便しかない、ともかく8時までメールの確認、返信等を行い、駅名表示板、駅舎等の写真を撮った。

宗谷岬まで約50分、天気はうす曇、海上はガスっている、その為サハリンは見えない、お土産売りのおばさんが昨日はよく見えたのにと言っていた。海の色が土色をしていた、もしかしたら水深が浅いのかも、もし深ければ濃い水色になっているはずである。
宗谷岬

宗谷岬

宗谷岬展望台

宗谷岬展望台

展望台の上に登った、海岸とはいいながらもちょっと風は強すぎる、上に登りきった所で急にお腹がすいてきた、二日酔いからさめてきたみたい。
バスで稚内駅へ戻って来て駅構内の立ち食いそば屋で月見そばを食べた、ここのおにぎりが美味い、自家製で外側に岩塩で握ったのが分るほどだ、いつもここへ来ると食べていたが今回はそれが置いてない、何で無いのとおばさんに聞いたら9月まで無いとの事、この奥のスーパーに置いてあるよと言ったが、私はここのおにぎりが食べたかったのと言ったら笑ってた。

今度はノシャップ岬へ行く、こちらはバスの本数が多く距離も近いので心配はいらない。岬に着いて灯台から岬まで歩いて行くと、ウニ、イクラをただ今増量中と書いてある食堂が3軒もあった、お腹が呼んでいる様であったが、22フレンドさんを思い出してしまった。とりあえずそれをこらえて、駅へ戻ってから近くで天丼を食べた。
ノシャップ岬

ノシャップ岬

まだ列車が出るまで3時間半ほどあるので、稚内温泉へ行く事にした、そこの露天風呂は正面に日本海、その奥に利尻富士が見え素晴らしい所であった。今回は時間の関係で見る事が出来なかったが、夕日が利尻富士の横に沈むのでその景色は最高のようである。2日間の垢を落としてすっきりした気分で16:53発のスーパー宗谷に乗り込んだ。

観光シーズンではなくウイークデーと言う事もありすいていた1車両はお客無しの車両もあった。車内の洗面所で電気カミソリ用電源を使ってパソコン用の電源を充電した、旅に出ると電源に不便さを感じる。

21:50札幌に着いて、今度は23:00発の夜行特急まりもに乗り込んだ。

             

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