最西端駅、最南端駅めぐり

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2004年12月14日 No.05号

2004年12月14日(火)今日も朝日がまぶしい天気である。7時過ぎホテルのレストランで久しぶりに玄米粥を食べた、旅に出ると1回は玄米粥を食べるが、今回は洋食ばかりであった、やはり日本人なのかなー、でもこれは味付けが良いのかも!

今日は旅の最終日、大分駅を8:39発の久大本線(ゆふ高原線)キハ220形式(一両編成)で由布院駅に向かう。久大本線の枕木は木製であったがあまり揺れない、路盤がしっかりしているのか?ここは特急が走るので特に手入れをしているのかも?通常本線等特急が走るところはコンクリートの枕木が採用される、けっこうな急カーブでも80km/h以上で走っている。これはキハ220形式だからなのか分からない。ちなみにキハ220形式は1両用、キハ200形式は2両編成用で共にエンジン性能は同じである。

天神山駅裏の滝

天神山駅裏の滝

大分駅を出発して途中に天神山駅でホームの裏に滝があるのを発見した、迫力がありもっと見ていたかったが停車時間が短い為よく撮影が出来なかった。約1時間後に南由布駅に到着する、ここは由布岳をバックにして列車撮影にはもってこいの場所である、今度チャンスがあったら写真を撮ろう、前回同様に運転席の後ろにへばりつき前方を眺めていると、由布岳がだんだん大きく近づいて来る、朝の9時半頃の為か由布岳の上のほうは綺麗に美しく見えるが下の方は朝靄で霞んで見えない、他もすごい靄である。列車の運転が出来ないのではと思う位の靄であるが、一向にスピードを下げない、運転手は慣れているからなのか?(後で分かった事だが、朝靄が出る時は天気が良い時であるそうだ、ここは盆地で温泉が湧き出て朝靄が出やすいそうだ。地元の人が言っていた)何とか由布院駅に到着をする。

湯布院温泉(下ん湯)

湯布院温泉(下ん湯)

早速駅前の観光案内に行き、露天風呂の紹介をしてもらい、一番人気の場所を教えてもらい行く事にした、歩いて15分位のところに金鱗湖(きんりんこ)に面した露天風呂(混浴)がある、ここは“下ん湯”(したんゆ)と言う町が運営をしているところで、1回200円であるが誰も居ない、賽銭箱みたいなものがあるだけ、当然払わなくても入れるが、私はコインを入れた。中へ入ったが朝の10時頃のため誰も居ない、ここは誰でも入れるがのぞきも簡単に出来る、露天風呂の周りに木は植えてあるが良く見ると浴槽は金鱗湖を見に来た人からは見える、気にしなければOK!でも最初は勇気が必要である。暫らくしたら地元の人が一人入ってきた、今日は仕事が休みなので来たと言っていた、いつもは夕方仕事を終えてから来ているそうだ、その時は女性も結構入ってくるそうで、むしろ男性のほうが恥ずかしいと言っていた。

湯布院温泉(下ん湯)

湯布院温泉(下ん湯)

お湯は無色透明でつるつるしている、これはもしかすると美人湯かも知れない、由布院の温泉湯量は全国で第3番目に多いそうだ、当分枯れる事は無いだろう。


今回の旅は目的である、最西端、最南端駅と温泉に入れて大満足であった。

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