地上最低地点の駅めぐり

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2004年11月7日 


2004年11月7日(日)日本最古の駅舎と地上最低地点の駅めぐり

ふと目が覚め、車窓を眺めると、見覚えのある風景が後ろへ後ろへと飛んでいる、ここは掛川の風景である。今年の3月末、定年退職で仕事を辞めてから半年ちょっと、以前は仕事で一週間に10日来いと言わんがばかりに仕事をくれたお客様がここにあった。それ以来東海道新幹線は乗っていない、久しぶりの乗車である。

朝の東京駅14番線、電光掲示板を久しぶりに見ると、明るくコントラストがあり文字がくっきり浮き上がり、日英文字が切り替わり、良くなったと思った、しかし情報量があまりにも多く、急いでいる時は文字が多く読みきれない。

そんな中、7時16分14番線ホームへカモノハシのくちばしを付けた、何とも格好の悪いJR東海が誇る700系新幹線 AMBITIOUS JAPANが入線して来た。7時36分発岡山行きのひかり303号である。

新幹線を利用する時は、毎回朝食としてサンドイッチ、お茶、缶コーヒーを購入する。今回もそうであった、これがないとどーも落ち着かない。

途中8時35分、富士川鉄橋を渡った、天気は晴れであるが、富士山山頂の雪だけが見えた、裾野の方はガスって見えない。本来この場所は新幹線から富士山を見るのに最高の場所であり、気の利いた車掌さんは案内をしてくれるが今回はなし。
浜松付近に来ると時間的に良いのか、各地で運動会が行われていた、町内会、学校、消防団員等の運動会があっちこっちに見られた。

9時01分、定刻に豊橋駅に着きこだま401号に乗り換えるが、待ち時間が17分あり、ここでこれから会う予定の鉄チャン(鉄道マニア)に予定どおりに来ているとのメールを入れた。

今回は地上最低地点の駅(関西本線弥富駅)と最高地点の駅(小海線野辺山駅)めぐりである、ついでに日本最古といわれている駅舎(武豊線亀崎駅)を訪ねる予定である。

9時18分豊橋駅に300系車両(初代の、のぞみ号に使用車両、改造が行われている)こだま401号が入線し乗り換えた。一駅を乗って三河安城駅に着き、在来線に乗り換えるのだが、大きな道路の弧線橋を渡り反対側にある在来線の駅へ行かねばならない、お年寄りは辛いものがあると思われた。
在来線、大府より武豊線に入る10時09分発、キハ75―403乗り心地は良い。以前、全国駅名表示板を撮った時は、古いディーゼルカーであったが、今は良くなり、時代が変わってきているのを感じる。

15分程乗ると亀崎駅に着いた、以前に来たときと同じであった、建物資産標は明治19年1月となっていた。それ以上古い駅舎は改造され現存駅舎としては一番古いとされている、今回は駅員さんにそれを確認した。



そこから大府に帰り鉄チャンに合うため金山駅に急いだ。予定の11:30に会う事が出来、これから地上最低地点の駅に向かうが、久しぶりなので近くで昼食をとりながら旅の話しに花が咲いた。

午後の2時過ぎに関西本線弥富駅に着いた、ここは伊勢湾に注ぎ込む木曽川沿いの低地帯で、弥富駅は海抜−0.93mと書いてある表示板、駅舎、駅名表示板等を写真に撮り。ここでしばらく休み缶コーヒーを又購入し実感を味わった。



夕方6時ごろ名古屋駅に戻り、せっかくなので駅地下食堂街で野菜おろしのきしめんを、鉄ちゃんとビール2本付でカンパイをした。(美味かった) 午後9時頃鉄ちゃんと別れホテルへ行く。
今日は満足の一日であった。



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