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2005年 7月10日 No.01号
ト ッ プ ス タ ー
10分間の休憩が間もなく終ろうとする時、突然拍手が巻き起こった。 一階席中央の5列前には昨年から注目をしている古館伊知郎氏が、その隣には女優の藤純子さん、加賀まりこさん、吉田日出子さん、他が、皆さん2階席の上手を見て、立ち上がり拍手をしている。
遅ればせながら見上げると、そこには今到着したばかりの美智子妃殿下が最前列で胸の前あたりでゆっくりと手を振っている。 皇族は皆同じ手の振り方をするのだろうか、成長の著しい愛子様も同じ様な手の振り方をする。 今回は我家の愛子様(妻)が私の誕生日にプレゼントしてくれたものであるが、何と素晴らしいコンサートに招かれたのでしょう!
2005年7月10日、場所はサントリーホール。Violin奏者、 「前橋汀子アフタヌーン・コンサート」 である、Piano:イーゴリ・ウリヤシュ。 14時から途中10分間の休憩を挟み2時間の間12曲、アンコールに答え3曲も演奏を続けた。
前橋汀子ヴァイオリニストの経歴を見るとレニングラード音楽院を初めとして、素晴らしい経歴である。 天性と運があったのかもしれないが、もしかするとその影には、高いハードルを乗り越える挑戦の連続であったのかもしれない。
ヴァイオリンを弾くのをテレビ等で見ていると椅子に座り楽譜を見て、指揮者の指揮棒で演奏されると考えていた。 しかし2時間の間立ったままで、身体を前後左右に激しく動かし、もの凄い体力を消耗していると思われる。
頂点を目指す人は技術力、能力、努力はもちろんであるが、体力も必要ではないかと思った。 体力はスポーツの世界だけではないみたいである。 素晴らしい感動が与えられた!
感動を与える人・・・だから “トップスター” なのだ。
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