Welcome to the twinkle plaza.



あんちゃんの旅TOP バックナンバー




夕日を浴びる・スイセン



『 心 残 り 』


2015年12月17日(木)No.126号


12月17日(木)に以前の会社で、船橋工場時代の当時DL課(現在は無い)の忘年会がありました。毎年行われているが、今回は27年ぶりに上司が来るとの連絡があり、会うのを楽しみにしていた。

当日、目的の場所に行ったら、すぐ元上司が来て、悪かったとの話があった。“何がですか?”と聞いたら、平成元年の人事で、私が以前5年間アメリカへ行っていたので文系だと思い、本社営業本部からの要請もあり転勤をした。後で技術系である事が分かり、すまなかったとの話であった。私は何も気にしていなかったし、結果的には良かったと思っている。



デンマークカクタス


長い間サラリーマン生活をしていると、いろいろな問題があり解決が出来ないまま引きずり、話し合う事も無く転勤等で未解決案件がある。相手は何も思っていなくても自分が納得していないからであるが、会って話すと、ほとんどの問題は解決している事が多い。

私の上司は76歳であり、仕事からも離れているので、そんな事はどうでも良いのではないかと思える。しかしながら本人は心に引っ掛かるものがあり、心残りであったのかもしれない。

「日本を美しくする会」の相談役を務めている、鍵山秀三郎氏が、「“会っておけば良かった”“会っておいて良かった”僅か二文字の違いだけど、その差は大きい。“会っておいて良かった”という道を歩んで行きたい。」と書いていたが、心残りは少ない方が良いかもしれない。



前回 次回